皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「療育遊び」についてです。

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都築
療育遊びって、遊びから学べるってこと?
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橋口
そう!子供の成長や自立を支援・促進する身近な療育だよ。

楽しく遊んで発達や自立を支援・促進できたら、そんな嬉しいことはありませんよね!

この記事では、そんな療育遊びの具体例やオススメの動画・商品も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

療育遊びの役割

発達障害の子どもは、物事へのこだわりや、他者とのコミュニケーションの希薄、言語コミュニケーションが苦手などの特性があります。

療育は発達や成長を促して、そんな苦手をサポートします。

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都築
発達障害を持っていると、集団行動や友達作りでストレスやトラブルを抱えることが少なくないよね……。
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橋口
そういった課題は年齢が上がるにつれ大きくなるから、発達障害を持つ人は「療育」を早めに取り入れるといいんだ。

療育遊びのメリット

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都築
療育遊びをすることで、どんないいことがあるの?
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橋口
療育遊びには主に3つのメリットがあるよ。
  • 体と脳を発達させる
  • 柔軟性や独創性が育まれる
  • 自発性が育まれる

体と脳を発達させる

遊ぶということは心身の発達に大きく影響する。

体を動かす遊びの「おにごっこ」などでは、体力の向上や、判断力、瞬発力などが鍛えられる。

また、ルールを守り楽しく遊ぶことで、社会性やコミュニケーション能力を高めることにも期待できる。

柔軟性や独創性が育まれる

柔軟性や独創性を養うためには、子供を自由に遊ばせることが大切。

子供の頃から様々な遊びをし、さまざまなものに触れ、さまざまな考え方をすることにより、独創性・柔軟性・創造性が培われる。

自発性が育まれる

遊びは、子どもの「遊んでみたい」「やってみたい」という気持ちから始まる自発的なもの。

子どもがやりたいという遊びを重視し、自発性を大切にしてあげると良い。

参照:ASTEP

療育遊びにはどんな種類があるの?

療育遊びには、知的機能の発達や運動機能の発達だけでなく、社会性や情緒を育むための重要な要素が沢山あります。

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都築
子供にとって「遊び」って「生きがい」だよね!
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橋口
遊びでの成功体験や喜びが、子供の成長にとても大切なんだ。
療育遊びには色々な種類があるから、順に説明するね。
  • 感覚遊び
  • 運動遊び
  • 模倣遊び
  • 受容遊び
  • 構成遊び

感覚遊び

生後1か月~2歳頃にみられる、一番初めの遊び。聴覚、視覚、触覚を使って楽しむ。

想像力や思考力を高めることにつながる。

例えば

・おもちゃが揺れているのを見る
・両親の声を聞く
・おしゃぶりを吸う……など

運動遊び

主に体を使った遊びのこと。体力の向上や社会性、コミュニケーション能力の向上が望める。

例えば

・おにごっこ
・かくれんぼ
・縄跳び
・ボール遊び……など

模倣遊び

両親が日ごろ行う行動を真似たり、好きなアニメのキャラクターになりきること。子供の表現力・発想力が育まれる。

成長することで内容が少しずつ変わり、ごっこ遊びに変化する。

例えば

・ぬいぐるみを寝かしつける
・積み木を電車に見立てて遊ぶ
・おままごと
・買い物ごっご……など

受容遊び

絵本を見たり、物語を聞いたりする遊びのこと。情操や知的好奇心の発達に関係がある。

例えば

・絵本を読む
・テレビを見る
・お話を聞く……など

構成遊び

積み木や折り紙など、おもちゃを使って様々な形作りを楽しむ遊びのこと。手先の器用さや想像力、思考力が養われる。

例えば

・積み木を積む
・粘土で何かを作る
・折り紙を折る
・絵を描く……など

参照:ホイキュー

家庭でも実践できる!遊びのアイデア集と商品

療育遊びにはさまざまな方法があります。

その中でもおすすめだと思った動画や商品を遊び別に紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

感覚遊び

発達障害児支援士の方がオススメの感覚遊びを分かりやすく解説しています。

感覚遊びができるカードもオススメです!

商品概要不器用な子や特定の感覚が苦手な子にも配慮した、作業療法士が発案した、144のあそびを収録。
保育園でも家でも、放課後デイでも遊べる。
価格5,500円(税込)
特徴感覚ごと、遊べる人数、場所ごとに分類してあり、子どもがやりたいものを選べるよう、表にはイラストとふりがながついている。
QRコードをかざすとあそびの簡単な動画が見られる。
口コミ

・遊びが豊富で子供たちが飽きない
・身近にあるものを使っての遊びや、遊びのポイントがたくさん載っている
・視覚支援に使えるうえ、どのような支援に役立つのか分かりやすく説明されているのでとても助かる

悪い口コミが見当たらなかったので、気になる方はぜひ遊んでみてください!

参照:amazon

運動遊び

言語聴覚士の方が、運動遊びで言葉を引き出すコツを紹介しています。

自宅で遊べるトランポリンも運動遊びのうちのひとつです。

自宅での使い方や選び方はこちらの記事で紹介していますので、気になる方は参考にしてみてください。

模倣遊び

こちらの動画では、子供たちが動物になりきって遊んでいます。

動物のお面を作ることは構成遊びにもなり、体を動かすことは運動遊びにもなるオススメの遊びです。

受容遊び

子育てにおすすめの絵本はこちらの記事で紹介しています。

読み聞かせの効果やポイントも解説していますので、気になった方はぜひご覧ください。

構成遊び

絵や図面を描く力を育てる「平面構成遊び」というものがあります。

「子どもの本とおもちゃ百町森」ではさまざまな平面構成遊びができるおもちゃが販売されており、見ているだけでも楽しめるのでぜひ覗いてみてください。

その他

検索すると、他にも沢山の療育遊びを簡単に見つけられます。

中でもこちらの作業療法士の方が作成したアイデア集は、どんな子供にオススメな遊びなのかも一緒に記載されており分かりやすいです。

ぜひ参考にしてみてください。

療育教室という選択

学校や自宅だけでは対応がなかなか難しい……という方には「療育教室」という選択肢もあります。

療育教室では、発達障害を持つ子供ひとりひとりにあわせて、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の資格を持った方が、その子にあわせたトレーニングをしてくれます。

発達障害の知識を持った専門家がトレーニングを行してくれるため、安心して預けられますよね。

▼療育教室の詳細はこちら▼

▼作業療法の内容はこちら▼

▼運動療法の内容はこちら▼

まとめ

いかがでしたでしょうか?想像以上に沢山の遊びがあったのではないでしょうか。

勉強だけが療育ではないということを、この記事で学べましたね。

子供は遊びを楽しむ中で日々成長しています。そんな遊びを一緒に楽しんであげるのも、親の大切な役目ですよね。

家庭でできる簡単な遊びばかりですので、ぜひお子さんと一緒に楽しく遊んでみてください!