皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報を皆さんと共有していきたいと思います。
今回のキーワードは「子育て・都会・田舎」についてです。
みなさんは子育てをする中で環境について考えた事はありますか?
“環境”という言葉を聞いて頭に浮かんだものは何ですか?
本当に今の環境で子育てしていいの?
発達障害があるけど最適な環境って何だろう?
今日は皆さんのそんな素朴な疑問にクローズアップし考えていきたいと思います。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
目次
どこでも住めば都?! より良い子育て環境とは…
子どもたちにはより良い環境の中で過ごしてもらいたいと
願わない親はいないと思います。
発達障害があるお子さんを取り巻く環境については
より一層気にかけてあげたいところですね。
それぞれ特性・個性があり環境に左右されてしまうという話もよく耳にします。
環境を整えてあげることで、その子の持つ生き辛さが少しでも軽減されるなら
そこへ行きたい、暮らしを変えてあげたいと思いますよね。
環境を整えるヒントの一つとして
都会と田舎の暮らしの違いを見ていきたいと思います。
都会での子育て
煌びやかな都会での子育てはどうでしょうか?
メリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- 子どもに関る施設(児童発達支援・放課後デイサービスなど)が多くある
- 生活が便利
- 教育の場の選択肢が増える
- 医療機関がたくさんある
- 多種多様の人に触れられる
都会は何と言っても、人・物にあふれています。
便利さを求めるのであれば断然都会の方が住みやすいのは間違いありません。
子どもたちに合う教育機関・施設・病院などもたくさんあり
安心して過ごすことはできると思います。
また、たくさんの人がいるということは
その分個性を持った人が多くいるので
生活をしていても特性が目立ちにくいといった利点もあります。
デメリット
- 人や物が多くストレスにつながる
- 暮らしにお金がかかる
人や物が多いとなると選択する機会が増えたり、
他者との比較、時間に追われるような生活などがストレスにつながる事も考えられます。
特に発達障害のお子さんの特性によっては感覚が過敏だったりすると
人や物が多いと苦痛に思ってしまい
集中できる環境を作ってあげることが難しいかもしれません。
そして、どうしても暮らしに必要なお金がかかる傾向があります。
田舎での子育て
田舎はどうでしょうか?
のどかな雰囲気での子育てのメリット・デメリットをあげてみましょう。
メリット
- 自然がいっぱい
- 住居費が安い
- 自由に遊べる環境がある
- 少人数でゆとりのある集団生活が送れる
田舎は何と言っても、ゆとりのある空間・時間が確保できるのが魅力的です。
発達障害のお子さんの特性によっては
マイペースに過ごせる環境が一番穏やかに過ごせる子もいます。
デメリット
- 子どもに関する施設が少ない
- 病院が遠い
- 子どもが少ない
けれども、どうしても暮らしの便利さに欠けてしまうのは事実です。
病院や療育などの専門機関などが十分にあるとは限らないことが多いかもしれません。
都会と田舎…それ以外に気にするべきポイント!
都会か田舎の大きな違いも子育て環境を考えることも大事なことですが、
他にも重要なポイントがあります。
市町村でも比べてみてください。
同じ都道府県内でも一つ市町村が違えば
受けられる支援・受けられない支援と差が大きく出てきます。
例えば関西圏で有名なのは兵庫県明石市など子育て世代の応援が盛り沢山で有名ですね!
発達障害のお子さんの場合で見ると
大阪府は昔からインクルーシブル教育に力を入れています。
お子さんに適した学習生活をサポートしてくれる体制が
整っているところが多いようです。
※2022年の文部科学省の通知により、
今後も同じような支援が受けられるのかははっきりとまだ見えないものはあります。
また、福祉の力を借りたいときもその対応の差は市町村によって開きがあります。
療育手帳の発行や手当の手続きなど同じようなお子さんの状態でも
基準が全国で統一されていないという問題があります。
なので、そういった所に視点を置いて比較するのもいいかもしれませんね。
まとめ
都会と田舎の違いはいかがでしょうか?両者とも魅力的なところがあります。
お子さんにとってどちらが快適なのかヒントになれば幸いです。
どちらに住んでもメリット・デメリットはつきものなので
一概にこっち!と断言することは難しいと思います。
どこでも工夫一つで住めば都…とよく言います。
小さなことからでも変えていけば色々と軽減されていくのではないでしょうか?
お子さんの持つ特性に合わせて
より良い生活が送れるよううまく向き合える環境が見つかるといいですね。