こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「発達障害とマッサージ」についてです。
発達障害とマッサージ。一見なんの関係性もないような事に思えるけど、実は発達障害の方にこそ、マッサージを試してほしいと思います。
「他の人は自分よりも多くのタスクをこなして、その上さらに頑張っているのに…。自分は疲れたって言い訳して、怠けているだけなのかな…」
このように自分を責めてしまった事がある方にこそ、読んでもらえたら幸いです。
・疲れやすい理由と、休息のためのリンパマッサージのやり方
・疲れのセルフチェック
目次
【発達障害とマッサージ】疲れやすい体は良質な休息が必要
・発達障害の方は、疲れやすい理由がある
発達障害の方は疲れやすい傾向にある。これについては周囲のみならず、当事者でさえも自覚がない場合があります。
「疲れやすい」と、生活を送る上で活動量を制限されてしまいますよね。やらなければならない事も、やりたい事もあるのに、体が疲れて言う事をきかない。
自分と他人を比べる時、同じ活動量をしている人と自分を比べがちですよね。そうして比べると、「疲れたと言って動けない自分」と「疲れても頑張っている他の人」というような認識をしてしまう事はありませんか?
このような認識をしてしまうのはちょっと危険。疲れやすさは目に見えないので、余計に誤解を助長させてしまいます。
なぜ発達障害が疲れに繋がるの?
▼まずはこちらの動画で、疲れやすさに繋がる特徴について一度チェックしてみましょう!
・過集中(集中しすぎてしまう事)によって、体の疲れを認識しにくくなる
・感覚からの刺激を受け取りすぎてしまう
・周囲に合わせるために、無理をしすぎている(無理をする必要がある)
・発達障害の方は、睡眠に問題を抱えやすい傾向にある(=質の良い睡眠がとれない)
・疲れを自覚しにくい場合が多く、自覚なく無理している
疲れを取るためのリンパマッサージ
では本題としてマッサージの効果や、やり方を確認していきましょう。今回はマッサージの中でも、リンパマッサージを紹介していきます。
それではまず疲れをとるためのマッサージとして、リンパマッサージをおすすめする理由から説明していきますね。
なぜリンパマッサージをやる必要が?
▼リンパマッサージをやると、どんな利点があるの?と思われている方は、まずリンパが滞りなく流れる必要性について確認してみましょう。
動画の最後にもあった通り、リンパの流れが滞ると体の疲れやすさに繋がります。精神的な疲れも多いのに、その上肉体的な疲れも溜まりやすい…などの状況は避けたいですよね。
なので疲れやすさを感じている方にこそ、ぜひリンパマッサージを試していただきたいと思います。
ところで余談ですが、上記の動画のキャラのモデルが分かってにやっとしてしまった方、いらっしゃいましたら握手しましょう。
【補足】そもそもマッサージってどんな効果がある?
・リンパや血行の流れの改善(=体の老廃物がスムーズに排出されるようになる)
・免疫力の向上
・リラックス効果により、自律神経のバランスを整える手助けをする
・体のコリがほぐれる
・体のコリやこわばりがほぐれる事により、質の良い睡眠に繋がりやすくなる
これらの効果により、体の自然治癒力を高める効果も期待できます。
しかし、ひとつ気にかかる事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「めんどくさい」ってかなり見逃せないポイントですよね。意思の力だけで続ける事はむずかしいです。疲れてヘトヘトになっているのであれば尚の事。
試してみて、できそうなものだけやってみてね。
【実践編】リンパマッサージを試してみよう!
▼まず基本的なリンパマッサージのやり方を見てみましょう。これなら自分の手を使って、どこでも簡単に行えそうですね。
ゴミ箱がいっぱいになっていたら、ゴミはあふれたままになってしまいますよね。きちんとゴミを捨てるためには、鎖骨の下のマッサージを最初に行うと良いのですね。
▼基本を押さえたら、次は寝たままでできるリンパマッサージに挑戦してみましょう!
こちらの動画でも最初に鎖骨へアプローチをしてから、寝たままできるリンパマッサージをしていますね。疲労回復のためには鎖骨へのアプローチから!と覚えておきたいですね。
この体が軽くなった実感は、マッサージを継続させる力の元になってくれます。めんどくささは意志の力で倒すのではなく、楽にできて、快感に繋がりやすくする事で乗り越えてみましょう。
【興味が出た方へ】リンパの流れについて詳しく分かる本
リンパの流れについて興味が出た方は、こちらの本が分かりやすくておすすめです。リンパの他に、血液と脳脊髄液という体液の流し方も学べますよ。
脳脊髄液は、栄養を運んだり脳神経の調子を整えたりと、私達の体の健康状態を司っていると言っても過言ではない存在。
引用元:人間の脳の守り神「脳脊髄液」とは?体に与える影響と改善法をご提案します!|流圧整体院
価格 | 814円(送料無料) |
特徴 | ・血液、リンパ液、脳脊髄液の流し方が学べる ・リンパマッサージについても分かりやすく学べる |
こんな方におすすめ | ・体の疲れに悩んでいる方 ・健康面が気になる方 |
メリット | ・血の巡りの改善の仕方が分かる ・肩凝りに効果が期待できる ・脳脊髄液を流すエクササイズも載っている ・よく眠れるようになったという声も |
デメリット | ・解剖図や図解が少し分かりにくい |
▼良いクチコミ
血流やリンパはあるけど脳髄液の流れのことも書いてある書籍ってまだまだ少ないです。
わかりやすくてまとめられていて名著だと思います。
引用元:Amazon
▼悪いクチコミ
もう少し解剖図や図解がわかりやすいともっと良いです。
引用元:Amazon
購入する前に、図書館などで読めないかチェックしてみよう!
【ちょっと脱線】アロマってどうなの?
発達障害のある人の中には、嗅覚・味覚に過敏性や鈍麻のあるケースがあります。
引用元:偏食・味や臭いに敏感:困りごとのトリセツ(取扱説明書)
嗅覚過敏は、特定の臭いが苦手で、そこに近づくこともできなくなります。
心地よく感じるにおいを見つける事は、案外大変なもの。「専門店に行って選ぼうにも、まずそのお店のにおいに酔ってしまって選ぶどころではなくなった」なんてケースも。
さらに言うと、酔いながらも頑張って選んで購入したものの、めんどくさくなって三日坊主で終わってしまう方もいます。新しい習慣を定着させる事は、中々むずかしいのですね。
もちろん「私はそれでも試したい!」という方は、ぜひトライしてみてください。なんでも試してみないと分からない事もありますからね。
おっとお嬢さん、そこまでだ。
【プラスα】疲れのセルフチェックをしよう
さて、いくら良質な休息を取った所でも、回復量より体の疲れが上回っていたら問題が起きてしまいます。「きちんと休んでいるから大丈夫」と過信して、無理を重ねてしまう事にも繋がりかねません。
なので最後に体の疲れを取るためにも、自分の体の疲れを把握できるように疲れのセルフチェックについて考えてみましょう。
セルフチェックリスト
簡単なセルフチェックリストを作ってみました。どのような事が疲れに繋がりやすいのか、またどのような不調が体の疲れとして現れるのかを知っていきましょう。
意外と知らなかった疲れのサインや、疲れに繋がってしまう生活習慣もあるのではないでしょうか?
チェック項目 | はい | いいえ |
・睡眠時間が6時間以下の日が続いている | ||
・夜更かしをする事が多い | ||
・食欲がない | ||
・食べ物の栄養バランスが偏っている | ||
・服薬している | ||
・顔色が悪い | ||
・風邪をひきやすい | ||
・肌トラブルが多い | ||
・朝起きられない | ||
・めまい、立ちくらみが多い | ||
・肩凝り、首凝りがある | ||
・腰の痛みを感じる | ||
・お腹が張っている | ||
・便秘、または下痢をよくする | ||
・体のむくみが気になる | ||
・イライラする | ||
・運動不足だと感じる | ||
・スマホやパソコンを長時間使用する | ||
・目が乾く、目の奥が重いような感覚がある | ||
・姿勢が悪いと指摘される事がある | ||
・物事に集中しにくくなった | ||
・気分が憂鬱である |
▼厚生労働省の「労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト」を使用してチェックしてみるもの良いですよ。
疲れを自覚しにくい方は、このようなセルフチェックリストを活用して疲れに気が付く事から始めてみましょう。
まとめ
- 発達障害の方は疲れやすい傾向にある事を自覚して、質の良い休息(=マッサージなど)を試してみよう
- マッサージの中でも、リンパマッサージをおすすめするよ!
- リンパマッサージを試して、体の老廃物や不要なものを取り除こう
- リンパの流れが悪くなると、体の疲れに繋がってしまうよ
- 肉体的にも精神的にも効果のあるマッサージをして、自分を労わろうね
- 疲れを自覚するためにもセルフチェックリストを活用して、疲れの目安を知っていこうね
この記事を読んで、まずはリンパマッサージから挑戦してもらえたら嬉しいです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!