皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!

今回のキーワードは「発達障害 絵」についてです。

「うちの子どもが描く絵は他の子の絵と違って、なんだか独特‥。」と感じたことはありませんか?
発達に凹凸のある子どもの描く絵は特徴的なことが多く、周りの子から「変」と言われることもあり、絵を描くこと自体に苦手意識を持っている場合も少なくありません。


今回は、発達障害を抱える子どもたちが絵を上手に描けない理由とその対応策をいくつかご紹介します。

絵が苦手な子どもへの接し方を工夫することが、子どもの発達をサポートすることにつながりますので、ぜひ参考にしてみてください。

絵が苦手な子にはどう接する?

そもそも、健常児にとっても私たち大人にとっても、上手に絵を描くことは難しいことですよね。

絵を描くことに苦手意識を感じている子には、達成できそうな小さな目標を示し、少しずつ自信を得てもらうことが大切です。
殴り書きしかできなかった子が〇や△を描けるようになること、絵を1から描くのが難しい子がぬり絵に挑戦してみることは、他人から見ると小さな1歩かもしれませんが、本人にとっては大きな成長ですよね。


実は、元から絵を描くことが苦手な子はほとんどおらず、自分の思うように描けないことや周りからからかわれることで苦手意識を感じるようになる場合が多いのです。
そのため、子どもが絵を描くことを楽しいと思える環境を作ること、ダメ出ししたり、他の子と比べたりしないことが大切です。

発達障害の子どもは絵が苦手なの?

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都築
発達障害を抱える子どもはみんな絵が苦手なんですか?
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小野田
一概にそうとは言えませんが、絵に特徴が出る場合があります。
子どもたちの苦手なことと結びついている場合が多いので、ひとつずつ原因を探ってみましょう。

指定されているものがどんなものなのか分からない

例えば、”リンゴ”を描くときには、赤くて丸い”1玉のリンゴ”を描く子どもが多いと思います。
しかし、発達障害を抱える子どもはおおまかな指示が苦手な場合が多く、どの状態のリンゴを示すのか分からず、困惑してしまうことがあります。
皮付きのリンゴ、皮がむかれて1口サイズに切ってあるリンゴ、木に実っているリンゴ、ジャムになっているリンゴ‥
すべてが”リンゴ”なので、どれを描くべきなのか戸惑ってしまうというわけです。


その場合には、見本を示し、描く対象のものをはっきり伝えてあげると、スムーズに描ける場合があります。

発達障害の子どもへの声かけの方法については、下記の記事をご参照ください。

色の好き嫌い、こだわりがある

感覚過敏の特性を持つ自閉症の子どもは、黄色を苦手とし、緑色を好む傾向があります。
黄色は黒色と合わせて警戒色として使われることが多いことや、明るさの度数が高く、眩しさを強く感じる色であることから苦手意識を感じる子が多いようです。
また、発達障害の子どもはさまざまな物事に対し、強いこだわりを持つことが多く、色に関しても一度気に入ると同じ色を使い続けることが多いです。


このような場合は、苦手な色は使うことを無理強いしないことや、好きな色を自由に使わせてあげることが重要です。

完璧に描きたいという思いが強い

発達障害を抱える子どもの中には、「完璧主義」を特性とする子が多くいます。
その原因として、発達に凹凸がある子どもに対し、苦手な部分や失敗を周りの大人たちが責めることで、過剰なプレッシャーを感じていることが挙げられます。


そういった場合には、親や支援者があえて失敗した絵を描いて見せることが、子どものハードルを下げることにつながります。
上手に描けなくても、絵を描くのは楽しいことだと伝えることが大切です。

手先が不器用

発達に凹凸がある子どもは、手先が不器用な場合も多いです。
脳が体に動きをうまく伝えられていない状態は、医学的には「協調運動障害」と呼ばれ、発達障害のひとつに挙げられます。
運動が苦手であったり、字が奇麗に書けなかったりと、日常生活に支障が出ることもあり、絵を描くときにも不器用さが顕著に出てしまいます。
本人はいたって真剣に取り組んでいても、周囲からは「やる気がない」「練習が足りていない」と誤解されることも多く、子どもの自信喪失につながる恐れがあります。


このような場合には、他の子と比べないことや、手先の不器用さをフォローするための補助具を活用することが効果的です。

好きなこと、出来ることを伸ばしていくことが大切

言葉を上手に使いこなせない子どもにとって、絵を描くことは気持ちや考えを表すことにつながります。
絵がうまく描けないからと言って、好きなように絵を描く機会を奪うことは、子どもの表現方法も奪ってしまうことになりかねません。

上手・下手で評価するのではなく、できることが少しずつ増えていくこと、子どもたちが夢中になれることを見つけて、伸ばしていくことが重要です。
実際に、発達障害の特性を生かし、独特な色味やこだわりの技法で評価されている画家も多くいます。

まとめ 

今回の記事をまとめると以下のとおりです。

まとめ

・絵が苦手な子には、達成しやすい小さな目標を設定する
・発達障害の特性が絵に表れることもある
・こだわりを生かして活躍している画家も多い

同じ年齢の周りの子と比べ、発達のスピードが緩やかなことにやきもきすることもあるかもしれませんが、絵に限らず、運動や勉強についても、本人の好きなことやできることを少しずつ伸ばしていけるようサポートしていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。