今日も皆さんと一緒に発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。

今日のトピックは「発達障害先天性」についてです。

近年、発達障害という言葉が世間に浸透し始め、ネットでも簡易的な診断テストが受けられるほどになってきました。

「自分は、発達障害なのでは…」「うちの子は他の子と比べて少し変かも…」と心配になってしまう保護者も少なくありません。

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静江
やっぱり気になりますよね。

発達障害は先天性の障害と言われていますが、障害を抱えている人に対し、どのように関わってくるのでしょうか。

この記事では、発達障害と先天性の関係と、発達障害が分かる時期、支援の活用について解説していきます。

ぜひ、参考にご覧下さい。

発達障害と先天性の関係

発達障害とは、先天性の脳機能障害が原因と言われており、この「先天性」とは「生まれつき備わっていること」を意味します。

つまり、生まれつきの特性なのです。なので、成人してから発症するということはありません。

この一方で、精神障害を患ってしまった成人が診断を受けたところ、「発達障害を抱えていた」と始めて分かるケースもあります。

すなわち、それまで「発達障害と診断されずに生活してきた」ということになるのです。

世間に周知されたのは最近のこと

2005年に施行された発達障害者支援法。そして2016年に法改正され、発達障害を抱えている人達への「支援の在り方」について見直された現在、メディアなどにより、発達障害という言葉は世間に周知されてきました。

実は、支援や環境が整ってきたのは最近のことなのです。

「障害そのもの」を知る人が少なかった為、周囲から「怠けている」「変わった人」と感じられ、理解を得られず「生きづらさ」を感じた人は多くいるでしょう。

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浩二
名前は知られたものの、詳しい症状まで把握している人は少ないんです。

発達障害とは

上でも触れた通り、先天性の脳機能障害の影響により、成長に極端な差が生まれてしまうことで、生活に支障が生じてしまう障害の総称を言います。

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静江
「成長の凸凹」とも言われます。

発達障害の主な種類

発達障害の種類は数多くありますが、大きく3つに分類することができます。

  • ASD:自閉症スペクトラム障害
  • ADHD:注意欠陥・多動性障害
  • LD:学習障害

ASD:自閉症スペクトラム障害

主に他人とのコミュニケーションに困難が生じる障害です。場の空気や、相手の表情から感情を読み解くことが苦手です。

また、自分のスペースや、自分が行う手順などに強いこだわりを持つ場合が多く、臨機応変な対応が得意ではありません。

アスペルガー症候群も、このASDの種類に該当します。

ADHD:注意欠陥・多動性障害

  • 多動・衝動優位型

感情のコントロールが苦手で思い立ったらすぐ行動

  • 不注意優勢型

うっかりや間違いが普通の人より度合いが強く、物事にあまり長時間集中することが苦手

  • 不注意優勢型と多動・衝動優位型の混合型

じっとしていることが苦手なので、授業中や会議などでも気が散ってしまいがちになります。何か考え事をしていても、新しい情報が入って上書きしてしまう為、考えがまとまりません。

さらには、忘れ物や無くし物が多いのも特徴です。

LD:学習障害

精神遅滞が無いのに、文字や文章の読み書きが苦手で、簡単な計算や暗算、物事の推察が苦手な障害です。

例えば「単語」の状態では正確に読めても、同じ単語を、「文章」に含ませると読めなくなってしまいます。

この為、学ぶことに抵抗を感じる人は多く、学習面に困難な生じます。

参照元:厚生労働省・みんなのメンタルヘルス

障害の症状は人それぞれ

大きく3つの障害を紹介しましたが、発達障害の症状は人それぞれです。さらに、障害は複数併存していることも珍しくありません。

ADHDとLDを抱えている人もいるのです。生活面での「生きづらさ」はより一層重くなるでしょう。

発達障害っていつ分かるの?

症状の重さにもよりますが、早ければ3歳頃には診断されます。保育園へ入園し、他人との社会生活を学び出す年齢であり、3歳児健診が行われる時期でもあるからです。

保育園内でのトラブルや3歳児健診の結果で、発達障害を抱えていると分かるケースがあります。

しかし、発達障害を抱えている子供は、「必ず」3歳で分かるとは限りません。

上で触れた様に、成人してから診断されるケースもあります。抱えている症状の重さは様々なので、成長途中である幼少期では診断が難しいのです。

発達障害かな?っと思ったら

自身、または子供に「発達障害かも?」と感じたら、専門の支援機関に相談することをおすすめします。

Web上で簡易的な診断チェックツールもありますが、正確性を保証するモノではありません。

大切なことは、1人で抱え込まないことです。

支援機関の活用

障害に関する相談窓口は複数あります。

発達障害との向き合い方、成人に関しては就業支援などにも対応してくれる機関があります。内容によっては、病院の紹介などにも役立てるでしょう。

医療機関に関しては、かかりつけ医や小児科、精神科などで受診が可能です。

POINT

これらの支援機関は全国に展開していますが、各地域によって支援内容が異なる場合があります。

まとめ

発達障害は、先天性の脳機能障害が原因と言われています。しかし、根本的な治療法は見つかっていないのが現状です。

発達障害という言葉が周知される様になりましたが、その正確な症状や特徴について判断することが難しく、「これって発達障害なの?」と不安になる人は少なくありません。

まずは支援機関に相談し、医療機関の診断が必要なのかを判断しましょう。

大切なことは、ひとりで抱え込まないことです。

発達障害は、国の支援の対象となっている障害ですので、活用できる支援を利用し、生活を楽にしていきましょう。