皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!
今回のキーワードは「発達障害と親」です。
自分の子に発達障害があるとわかったとき、親御さんはとても大きな衝撃を受けたと思います。
不安や悲しみ、自分を責める気持ちなどが強いですよね。
ですが子育てが原因ではないので、親御さんが自分を責める必要はありません。
受け入れることはなかなか難しいけれど、お子さんの発達障害について理解を深めることから始めましょう。
目次
子どもの「心のケア」「生活環境を整えること」が大切
子どもにとって親はとても大きな存在です。
子どもと1番多く過ごす親は、子どもにどんなことをしてあげられるのか?
「心のケア」とは、何をしたらいいのか
発達障害とわかったとき、不安や悲しみが大きいと思います。
ですが親御さんのネガティブな気持ちは、お子さんにも伝わっています。
そんなとき子どもは親にどんなことを求めているか、考えてみてください。
親が子どもにしてあげられることは「心のケア」です。
・親が自分のことを理解し、見守る
・1番の味方でいてくれる
・「話をしっかり聞く」「子どもと同じ目線で考える」「関心をもつ」など、コミュニケーションを大切にする
・子どもの「自己肯定感」を下げないようにする
客観的に子どもをみたとき、「できること」「苦手なこと」を理解してほしいです。
「得意な子に追いつくのが難しくても、がんばれば伸びるという感覚」を発達障害の子に経験させることが、大切です!
生活環境を整える
子どもの特性を理解し生活環境を整えることで、過ごしやすくできます。
どんなことをしていけば良いのでしょうか?
まず、発達障害の子がサポートを受けられるようにしてあげてください。
サポートについては下記の【発達障害の子どもが受けられるサポートとは?】で詳しく解説しています。
そして、親が「自分のことを責めない」ようにしてください。
子育てが原因ではない、先天的なものが多いです!
ネガティブな気持ちは子どもに伝わり、お子さんも不安になったり自分を責める可能性があります。
前向きな姿勢を子どもに見せることで、良い刺激を与えられるでしょう。
お子さんの特性によりますが、学校生活を楽しく過ごすためには学校の先生にサポートしてもらう必要があります。
下記の動画にて「学校にサポートをお願いできることは何か」を解説しているので、見てみてください。
学校生活は学習以外にも集団行動や友人関係、決まり事など発達障害の子には大変なことがありますよね。
家庭と学校がお子さんの特性を共有しておくことは、困ったときに適切な対応をしてもらえるので良いと思います。
親子関係がうまくいかない原因は?
親にとって自分の子に「発達障害」と診断がでることは、とても大きな衝撃を受けると思います。
発達障害の子をもつ親の気持ちは、下記の【発達障害児を育てる親の気持ちは?悩みや不安、発達障害への理解を深めよう】に詳しく記載しています。
まだ発達障害の診断がでていないとき、親が子どもにしてしまう対応で子どもが傷ついてしまうことも。
どんな対応が「心の傷」となるのか?
△不安があっても「トラブルになっていないから」と放置、気づかないふりをする
△発達障害かもしれないと感じているが、子どもの苦手なことなどを自己流で解決
△子どもの苦手なことを他の子と比べる
診断がつく前から気をつけるのは難しいですよね。
発達障害かもしれないと感じたタイミングで、学校の先生などの身近な人に相談をしてほしいです。
診断がでた後も、発達障害や子どもの特性を理解しようとすることは良いと思います。
相談できるところを知っておく
発達障害の診断がでた後は、相談できるところがどこなのか知っておくと良いです。
相談できるところはどこなのか?
1.発達障害者支援センター
発達障害児の発達支援や療育に関するアドバイス・支援をおこなう。
2.保健所
福祉施設や医療機関と連携し、適切な支援が受けられるようサポートしてくれる。
3.教育委員会
障害の程度や特性に応じて教育支援・就学先の決定する。
4.児童相談所
療育手帳や医療費助成などの相談が可能。
5.障害児相談支援
支援利用計画書を作成・利用後のモニタリングなどしている。
都道府県や指定都市が運営していることが多いので、安心して相談できますね!
お住まいの地域で自治体の連絡先などを確認しておくと、困ったときに慌てず対応できます。
まとめ
発達障害は子育てが原因ではないので、親御さんやお子さんが自分を責める必要はありません!
親御さんの不安や悲しみをお子さんは感じ取ってしまうので、気をつけてほしいです。
親が子どもにしてあげられることは「心のケア」と「生活環境を整える」ことです。
お子さんの特性や発達障害について理解を深めることは、コミュニケーションにつながるのではないでしょうか?
親と子どもがしっかりと向き合い、良好な親子関係を築いていけると良いですね!