皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「発達障害ライフハック」についてです。

突然ですが私は調理の際、飲み終わった牛乳のパックをまな板の上に敷いて食材を切ります。こうすると、まな板が汚れません。つまり、洗い物が減りますよね。これは、私なりのライフハックです。

ライフハックを取り入れると、家事が楽になります。では、ライフハックによって子育てが楽になるのではないか?と思い、子育てに関するライフハックも調べました。

すると、発達障害のお子様に取り入れていただきたいライフハックに出会ったので、今回は発達障害のお子様向けのライフハックを紹介します。ライフハックを取り入れることによるメリットもありますので、早速見ていきましょう。

ライフハックとは

goo辞書によると、仕事の質や効率、高い生産性を上げるための工夫や取り組みのことをライフハックと言います。

ライフハック【lifehack】の解説

仕事の質や効率、高い生産性を上げるための工夫や取り組み。2004年に米国のテクニカルライター、ダニー=オブライエンが考案した言葉であり、主に情報産業に携わるプログラマーや技術者の間で使われるようになった。アプリケーションソフトやデジタル機器を効率良く使いこなすためのちょっとしたこつやテクニックから、業務目標の設定や健康管理にいたる、いわゆる仕事術、生活術を指す。

引用:goo辞書
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都築
治療とは違うんですか?

治療は、病気や怪我を治すこと。発達障害の場合は、投薬治療で症状を和らげたり、療育で訓練することを指す場合があります。

一方ライフハックは、効率を上げるための工夫のこと。苦手を克服するのではなく、苦手なこととうまく付き合う方法なのです。

発達障害の困りごとに対するライフハック

ここからは発達障害の困りごとと、それに対するライフハックを紹介します。

遅刻してしまう

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都築
早起きしているのに、いつも遅刻してしまうんです。
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小野田
時間の管理が苦手なんですね。では、出かけるまでの行動を細かく決めて、ルーティン化してはいかがですか?

早起きしているのに、出かける支度以外のことに熱中してしまい遅刻確定。髪の毛が決まらず長時間ヘアセットに時間を要してしまい、家を出るのが遅くなる。など、時間の逆算が苦手だったり、過集中によって時間を忘れてしまったりと、時間の管理が苦手で困っているという発達障害の方が多くいらっしゃいます。

そんなお子様には、行動のルーティン化をおすすめします。行動のルーティン化とは、朝起きてから家を出るまでの行動を細かく決めるというもの。例えば7時に起きたら、7時5分に顔と手を洗う。7時10分食卓に着き朝食を食べるなど、行動を時間ごとに細かく決めるということです。

行動を細かく決めることで、お子様は「次は何をしたら良いか?」と迷うことがなくなります。また、他のことに熱中することも減りますね。結果、遅刻を回避できますよ。

忘れ物が多い

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橋口
子どもが、必ず忘れ物をします。
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小野田
それではお子様ご自身に、用意するものを書き出してもらってはいかがでしょうか?

自分で書き出すことで、記憶に残りやすくなりますね。また書き出したメモを見ながら、準備ができます。結果、忘れ物をしにくくなるのです。

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小野田
準備ができたものから消し込みをすることもおすすめ。消し込みは達成感も味わえるので、準備が楽しくなりますよ。

忘れ物のライフハックについては、こちらの動画も参考になります。ぜひご覧ください。

思っていることをうまく伝えられない

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都築
子どもと上手にコミュニケーションが取れません。何を考えているかわからないことが多々あります…。
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小野田
では、コミュニケーション支援ボードを使用してはいかがですか?

コミュニケーション支援ボードとは、イラストが書かれたツールです。イラストを指差してもらうことで、思っていることを伝えてもらえます。コミュニケーション支援ボードは、言葉にすることが難しい方とコミュニケーションが取れるツールなのです。

コミュニケーション支援ボードは、明治安田こころの健康財団のホームページから無料でダウンロードできます。また以下の記事の通り、アプリでも作成可能です。

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小野田
思っていることを絵にしてもらったり、文字に起こしてもらうことでも、コミュニケーションが取れますね。絵や文字にすることが得意なお子様なら、こちらのライフハックを取り入れてはいかがでしょうか?

ライフハックを導入することで得られること

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橋口
ライフハックを取り入れることで得られるメリットはありますか?
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小野田
ライフハックを取り入れると、以下のようなメリットがあります。

自分でできることが増える

ライフハックをうまく利用できると、自分で出来ることが増えます。ライフハックを導入することで、自立に一歩近づけますね。苦手なこととうまく付き合えると、暮らしやすくなりますよ。

手助けが減るので、子育てが楽になる

ライフハックによって自分で出来ることが増えると、親の負担が減りますね。ライフハックは、発達障害のお子様の子育てを楽にする手段でもあります。

まとめ

  • ライフハックは苦手なこととうまく付き合う方法
  • ライフハックを取り入れることで暮らしやすくなる
  • ライフハックは子育てを楽にする

ライフハックによって、日々の生活が豊かになります様に。最後までご覧いただき、ありがとうございました。