皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「発達障害 高校生」についてです。
発達障害の子供も紆余曲折をえて、高校生になりました。おめでとうございます。
発達障害といっても様々で、IQ、障害の種類や特徴、特技、を考慮して進学先を決めたりします。
高校を卒業したら、大学に行くのか?就職にするか?どうすればいいのでしょう?
やはり、発達障害のプロに相談するのも参考になりますね。
目次
発達障害の高校生、とあるADHDの場合
発達障害でも色々な特徴の高校生がいます。
もう親とは関係なく遠くに遊びに行ったり、バイトしてお金を稼いだり、一見大人のようです。
IQが高いと発達障害でも普通の受験ができる
ADHDの高校受験ですが、注意散漫になってしまう場合があるときに、家で勉強をすると、集中できない子もいるみたいです。
当然、家の自分の部屋で勉強する訳ですが、部屋の中は誘惑がごまんとあり、スマホ、漫画、音楽、その他・・・・
一緒に住んでいる親、兄弟も、受験生が居るからと言って、静かに過ごすのもなんなので、ちょっとお金がかかるけど塾に入った方が、良い場合もあります。
- スマホは先生に預ける。
- 机と椅子しか無い。
- みんな静かに黙々と勉強している。
- 先生も一人一人、生徒を見て教えてくれる。
もし発達障害で多動や集中力で悩んでいるのであれば、個別指導の塾がマンツーマンで席の隣で先生が付きっきりで教えてくれます。
本人に合った、色々な塾を体験して決めるのと良いのではないでしょうか。
楽しい高校の部活
高校の部活は、中学と違って面白そうな部活が沢山あるみたいです。
ADHDのT君は、軽音楽部に入りました。それからT君はバンド三昧です。
ADHDは好きな事には夢中になる特性がある子が多いです。
T君は中学ではそこそこ良い成績だったのに、がくーーーーんと、成績が下がってしまいました。
公立はお弁当
小学生中学生では給食だったのに、公立高校はお弁当です。
親は毎朝毎朝、高校生にお弁当を作ります。
出さなかったら、自分で洗って!
洗わなかったらお弁当つくらないから。
しかしT君は、やはりADHD・・・・学校に持っていったお弁当箱を持って帰ってきてもキッチンのシンクに入れてくれません。もちろんバッグの中です。
仕方ないので、親はカバンからお弁当箱だけ出し、T君の目につく部屋の出口、トイレの入り口、廊下のど真ん中、目立つ場所に置いておきます。
それでもT君は、空のお弁当箱に気が付かないので、最後の手段で袋からお弁当を出し、シンクの中に置いておきます。
さすがにシンクで歯を磨いだり、顔を洗ったりするので、T君は気がついて食洗機に入れるか、食洗機に間に合わなかったら、自分でスポンジと洗剤で洗うようになりました。
ある日T君の部屋から、空のお弁当箱が3個置いてありました。
3個の空の弁当箱アタシが洗うのかーーーー!
1番古い弁当箱は、それはとても臭かったそうです。
You Tubeで見つけたADHD体験談
周りは発達障害を知らない人がほとんどです。
周りを困らせてる訳では無いんですよね・・・
発達障害の高校生、とあるASDの高校生の場合
発達障害のASDも、IQが高ければ普通の高校に入る事が可能です。
でもIQが高くても普通の人に思われてしまうので、生き辛がある場合が高IQの発達障害の難点です。
クラスの輪に入れない・・・
ASDのコミュニケーション能力が苦手なW君。これがまた結構な高IQの持ち主で、偏差値の高い進学校に受かりました。
しかし、コミュニケーション能力が無いW君は、なかなかクラスに馴染めません。ストレスで、W君は双極性障害という二次障害になってしまいました。
引きこもり?
双極性障害になってしまったW君は学校を休みがちに・・・
でもプライドの高いW君は色々考えた末、このような結論をだしたのです!
そして絶対にAランクの大学に受かってみせる!
引きこもりでもきちんと目的があるし、通信であっても高卒ならと、W君の母はAランク大学の現役合格を約束に高校を通信にしてあげることにしました。
そこから、W君の引きこもりの猛勉強が始まります。
二次障害の双極性障害を治療しつつ、部屋の中に閉じこもりガンガン勉強していたらとんでもない姿に変貌してしまいました。
すごい脱毛症になってしまいました。
それでもW君は諦めず・・・・・
難関のAランク、W大学に受かったのです!!
頑張りました・・・
部屋の中、一人ぽっちで一生懸命やりました・・・
通信の高校でもAランク大学に受かりました・・・
二次障害も辛かったでしょう・・・
「やる!」と言ったらやる!
W君を尊敬せざるを得ません。
そしておめでとうございます。
発達障害の高校卒業後の進路
発達障害児が高校を卒業するにあたって心配なのは、進路です。
ちゃんと仕事ができるのか?大学は受かるのか?やりたい事があって専門学校なのか?
色々な職場で自分の得意を探す
まず働く事が出来るようなら、高校生のうちに色々なアルバイトをして、レストラン、コンビニ、本屋等の販売、倉庫の品出し、千差万別だけど経験につながります。
なぜアルバイトを勧めるかというと、自分に合った仕事が見つけられるかもしれないからです。
例えばADHDは単調作業が苦手な人もいる場合があります。単調に作業をしていると、ADHDは色々なことを考えてしまい、ストレスになってしまう人もいるのです。
逆にコンビニでバイトする場合
- レジ
- チキン等の揚げ物や、おでん、肉まん
- 宅配便の荷物の受け渡し
- 公共料金
- 品出し
- ごみ捨て
- 掃除ets・・色々な事をやります。
実際にやってみないと解りませんが、自分にはどのような職種がむいているか試してみると良いと思います。
発達障害の大学選び
発達障害支援法ができてから、大学受験も発達障害のある受験生に配慮した支援方法も出来てきたみたいです。
行きたい大学を探す時に、大学のホームページに「発達障害」についてどれだけの事を実行しているかも目安になります。
例えば早稲田大学では「発達障がい学生支援部門」があります。
- 発達障害の生徒と専門家との相談
- 医療機関との連携
- 教員への発達障害の理解
- 当事者同士のグループ支援
大学によって支援方法が違うので、オープンキャンパスに行って発達障害の支援が自分に合っている学校を選択するのも、一つの手かと思います。
ちょいIQ低めの発達障害の高校生
発達障害も特別支援学校に入れば、けっこう楽しく学校に通っている子もいるみたいです。
障害を持つ子供を受け入れて、生活に必要な活動を主に指導してくれる学校です。
学校によって、小学部、中学部、高等部が有る学校も有ります。
小学部からエスカレーター式に高等部まで通える学校もあります。
特別支援学校の一日
特別支援高等学校では、主に生活や仕事、仕事体験、挨拶などの礼儀、これから先大人になっても、きちんと仕事ができる様に指導してくれる内容です。
登校 | 8:00 | バス通学 |
1時間目 | 8:40 | HR |
2時間目 | 9:45 | 国語 |
3時間目 | 10:30 | 作業学習 |
4時間目 | 11:25 | 特別活動 |
給食指導 | ||
5時間目 | 13:10 | 数学 |
6時間目 | 14:35 | 職業 |
下校 | 15:00 | バス下校 |
最初はバス通学ですが、途中から電車通学、近ければ自転車通学に変わって段々自分で行動できるように指導してくれます。
申請すればアルバイトもできる学校もあります。
職業体験等もあり、普通のスーパーやお店等で、実際に働いて将来の仕事に活かすことができます。
特別支援学校からの就職先
- 就労継続支援A型
- 就労継続支援B型
- 障害者枠雇用
これらは主に、障害者を雇用してくれる仕事場です。
主に就労支援A型の一例ですが、
- 仕事の説明と見学に行く
- 面接
- 一週間のお試し雇用
- 一週間で仕事が出来そうなら合格
仕事自体は簡単な作業で、途中に休憩も数回はさんでいるので、障害の度合いによりけりで狭き門ではないと思います。
まとめ
高校も発達障害によりけりです。
発達障害でも高IQの子供は、一見普通なので周りが理解してくれない事があるみたいです。
勉強に集中出来なかったり、友達ができなかったり・・・
大学や入試も発達障害の支援がある学校が沢山ある。
大学に行かない場合は、特別支援学校に行き発達障害でも働く事を学べ、就労支援で働ける場合もある。
楽しく高校生活を送れるといいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。