皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「発達障害のおすすめ本」についてです。

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検査したら
発達障害の
H君
俺って発達障害だったんだ・・・これからどうすればいいんだ・・・
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発達障害の
子供のママ
検査したら子供が発達障害って病院で言われちゃった・・・
これからどうやって育てればいいの?

発達障害を疑い、病院で検査して発達障害と言われてしまい途方に暮れた末、発達障害のを買って色々な知識を得ようとします。

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小野田
発達障害の本を読んで、知識を得ることはとても良いことです。
おすすめの発達障害本を紹介します。

発達障害は治らない障害です。

でも工夫したり考え方を変えたりノウハウを知ると、不安がなくなります。そして周りのサポートも得たり得られたり。

発達障害の本を紹介しますので、ぜひ読んで知識として吸収して下さい!

発達障害本 当事者用のおすすめ

発達障害と診断されて、なにより一番困るのは当事者です。

でも困っているのはあなただけではありません。仲間は沢山います。

そんなあなたにうってつけの本を紹介します。

めざせ!ポジティブADHD

概要¥2,200 2007/6/25
作者あーさ
メリット作者のあーささんもADHDで発達障害
デメリットちょっとだけ情報が古いので、飲薬の名前が今と違う

とても明るいギャグ漫画で、ADHDを紹介してくれています。

この本はタイトルどおりポジティブなんです。読んだ後、タイトル通りポジティブな気持ちになれます。そして登場人物も皆明るくて、ADHD(ボケ)のおっちょこちょいな行動を、誰かが突っ込む、みたいな感じです。

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橋口
ADHDはボケなんだー。誰かが突っ込んでくれたら、笑い話になって発達障害も明るく過ごせますね!

漫才みたいな漫画でADHDを説明してくれて、とても楽しく読めます。

あーささんのサイト「フロンティアADHD」にもADHD漫画が載っていますのでぜひ見て下さい。

発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由

概要発達障害の栗原類さんの自叙伝
価格¥1320
メリット類さんの発達障害に共感がもてる
デメリット類さんの発達障害には共感が持てない人もいるかも

モデルで役者の栗原類さんが、今まで発達障害として生きてきたエピソードを淡々と綴っています。

  • お母様の親目線
  • 主治医の医者目線
  • 友人の又吉直樹さんとの対談

がプラスで載っています。

発達障害のノウハウ本ではなく、類さんの生きてきた経験をエッセイのように書いてあるので、当事者としては「わかる!わかる!」とか「こんな体験は自分にはないなぁ」という感じで、共感しつつもスラスラ読めます。

他の発達障害の友達と、会話をしているような感覚です。

発達障害は自分だけじゃないんだ!と思わせてくれます。

発達障害を育てる、サポートするための本

発達障害にはサポートが欠かせません。

サポートしてくれる人がいるかいないかで、すごい才能を発揮したり、逆に周りの理解が足りず2次障害になってしまったり・・・

でもいきなり発達障害のサポートってどうすればいいかわかりませんよね?

今度は発達障害のサポートする側(親、兄妹、祖父母等)の方に読んでもらいたい本です。

発達障害に生まれて

概要自閉症の息子さんの子育てで一緒に成長していく母のノンフィクション
価格¥1760
メリット発達障害を理解することで心が楽になる一冊

ごく普通に生きてきて自分は普通の人生を歩む、子供にもそうであってほしいと願う普通の母親、しかし自分の産んだ子供が周りと違ったのに気が付き、病院に行ったら「自閉症」と診断されます。

最初は母親はショックを受けますが、自閉症の事を学び子供をサポートしていくうちに、母親は前向きになって自閉症の息子さんを育てていきます。

自閉症だけでなく、すべての発達障害のサポートする方に読んでもらいたい一冊です。

うちの子はADHD

概要ADHDの息子さんの反抗期の子育ての漫画
価格¥1540
メリット発達障害の良い部分悪い部分
デメリット健常児でも思春期あるあるで発達障害じゃなくてもエピソードがある

ADHDの思春期の男の子の子育てをしている親は共感できる部分が沢山あります。

そして表現力がとても面白いので、笑ってしまうエピソードが上手く書かれています。

障害というと暗いイメージですが、「うちも!うちも!」と笑える内容です。

発達障害でない健常児の思春期のお子さんがいる方でも共感できる部分もありますよ。

忘れ物を防ぐ技

ADHDの人は、忘れ物を防ぐために、カバンの中に何もかも入れて持ち歩くという技があります。

今回紹介した「うちの子はADHD」のリュウ太君も、カバンに全部の教科書を入れて重くてカバンがパンパンになるというエピソードがあります。

とあるOさんのADHDの息子さんも、小学生からランドセルの中にすべての教科書ノートを持ち歩き、ランドセルの紐が切れてしまったくらい重いランドセルで通学していました。それは高校生まで続いていたそうです。

そしてOさん自身もADHDなので、すべてのカードやお薬手帳エコバッグ等、外出するにあたって必要かもしれない物はすべてカバンに入れて持ち歩いています。

それでも、忘れ物はしてしまうそうです・・・

発達障害だと思われる面白い漫画

発達障害=障害=害

つまり発達障害は害、という固定概念がある人は多いです。

病院で発達障害の検査を受けたら、ショックを受けた人は沢山います。

でも発達障害だったが為に、すごい功績を残せた人も沢山います!

漫画は架空上や過去の人物だけど、発達障害っぽいエピソードが満載の面白い漫画を紹介します。

お~い!竜馬

概要坂本龍馬の産まれた時から暗殺されるまでの漫画
価格一冊¥605
メリット天真爛漫な、いかにも発達障害的な龍馬のエピソードが満載
デメリット新選組が敵なので、新選組ファンにはむかないかも・・・でも読んでみてほしいです

尊皇攘夷(政権を天皇にわたす)の立役者、坂本龍馬のお話です。

原作が武田鉄矢、作画が小山ゆうというダブルコンビで、すごく面白いです。

江戸時代の武士はプライドを重んじます。

  • 刀は絶対に持ち歩く
  • 暮らしている藩の殿様は絶対的
  • 藩の命に従わなかったり、失敗したり、恥ずかしい事をしたら切腹
  • とにかく生真面目で堅苦しい・・・

これが武士の普通の常識で、武士に生まれたらこんな感じで生活します。

今でこそ言論の自由や思想の自由、人それぞれ様々な考えで現代人は生活していますが、江戸時代だったら、現代人のほとんどの人が切腹ものです・・・

だが、坂本龍馬は武士だけど全然武士っぽくないんです。江戸時代生まれなのにすごく合理主義で武士の決まりなんか守らず、柔軟な考えを持って行動します。

なので仲間割れしたり、周りから嫌われたり、色々な組織から命を狙われたりします。

すごく発達障害っぽいですよね?

でも坂本龍馬は、日本を外国の脅威から守りました

発達障害だったからこそだとおもいます!すごいです!

ザ・ファブル

概要天才的殺し屋の漫画
価格¥759
メリット発達障害だからこその天才性が上手く書かれている
デメリット最初は発達障害とは思えない内容

主人公は天才的な殺し屋です。

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都築
殺し屋?「ゴルゴ13」みたいにどんどん人を暗殺していく漫画なの?
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橋口
ちょっと似てるけど、少し話は違うかな。笑える話もあるし、プロならではのお仕事を主人公はしているだけなんだ。

主人公は「殺し屋」という仕事を、淡々とこなしていきます。

殺すという行為はあくまでも仕事で、感情や最悪感は一切ありません。

ストーリーの始めは、主人公のボスから仕事としての殺しは禁止されるところから始まります。

チンピラみたいなワルにからまれても、騒ぎを起こさないように状況判断して、殴られたふりををしたり、キックをされても受けたふりをして、自分から倒れ込んで泣いたふりをしたりして、その場から立ち去り事なきを得ます。

でもヤクザの若頭の命令で、どうしようもないクズの悪レスラーを、武器無しでものの3秒で倒してしまいます。

五感が冴えているし、運動神経は半端ないし、状況判断もすごい、この主人公の殺しのテクニックは仕事として覚えた技なのですが、最強です。

ただ、この主人公は特定の事にしか興味を持ちません。ジャッカルというお笑い芸人と飼っている鳥のみです。

その後色々な人達と関わっていきますが、人に興味を抱くというよりは

  • 人に親切にしてもらった
  • 自分に好意を寄せてくれた
  • 同じ職場だった

という名目で、殺し屋という仕事的な手段であまり感情は無く、淡々とと人助けをしていきます。

人に興味が無いという点では、ASDっぽいなと思います。

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橋口
うーん、ゴルゴ13も似たような性格っぽいなぁ
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都築
ってことは、ゴルゴも発達障害なのかもしれませんね

ギフテットとは?

「ザ・ファブル」には、ギフテッドという言葉が出てきます。

ギフテッドとは、常人では出来ない特化したすごい才能がある人の事です。

  • ビル・ゲイツ
  • アインシュタイン
  • 北野武
  • 松本人志

他にもまだ隠れたギフテッドがいると思われます。

発達障害+ギフテッド、という人もいるらしいです。

残念ながら日本ではギフテッドと教育結び付けて無いので、ギフテッド本人達は「変わり者」というレッテルを貼られ、生きづらさを抱えて大人まで過ごしてしまう場合もあるらしいです。

もしお子さんがギフテッドかもと思ったら、発達障害を調べてくれる小児科、精神科に行ってみましょう。

ギフテッドについてはアメリカの方が進んでいるので、留学してみるのも手です。

日本でもギフテッドの才能を伸ばす為に家で家族がサポートしてあげるといいと思います。

まとめ

発達障害はやはり健常者とは違います。

ついマイナスなイメージを持ちがちです。

でも当事者も周りも発達障害を理解してプラスに考えれば、前向きに生きていけます。

よく発達障害で周りに理解されず「自己否定感」を持ってしまい、2次障害になってしまう場合があります。

そうならないように、発達障害でも前向きな本を読んで

  • すごい人
  • かっこいい人
  • 楽しいみんなを笑わせてくれる人
  • 個性のある人
  • 健常者には持っていない才能がある人

と、自己肯定感を持って自信を持って生きていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。