皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「発達障害 サッカー」についてです。
子供が発達障害でも小学生にもなると、習い事をやりたがります。
H君
サッカーをやりたがっているのなら親はやらせてあげようと、サッカーチームに子供を入団させてあげます。
はたして、発達障害のH君は上手くサッカーができるようになるのでしょうか?
目次
発達障害別のサッカー
サッカーはチームプレーです。子供の得意なプレーや性格でポジションを決めます。
発達障害の種類によっては、サッカーを発揮できるすごい子になるかもしれません。
ADHDのサッカーの場合
人それぞれですが、ADHDは注意力散漫な場合があります。
逆に注意力散漫な特性で、味方、敵、ボール、コート全体を見ることできるかもしれません。
集中力がありすぎる子は、ボールばかり見て追って敵味方を見ずに、自分のポジションじゃない、とんでもない場所にいるときがあります。
ADHDの注意力散漫を活かし、試合を俯瞰的に見て冷静に味方にパスが出来るようになれると良いですね。
ASDのサッカーの場合
ASDの子がサッカーを好きでやり始めたら、自分の納得がいくまで、自己練習をする子供がいると思います。
- ジョギング
- 体感運動
- コンクリート等の大きい壁があればシュート練習
- リフティング
- ドリブル
- フェイント
- テレビで色々なサッカーの試合を見て研究
頑張ってすぐに上手くなってしまうと思います。
ASDのメンタル
ASDは自分が納得いかないと、イライラしたり怒ったりしてしまう場合があるかもしれません。
ASDの特徴で相手の気持ちを考えられないというのがあり、試合中に味方がミスをしたりすると、暴言を吐くときがあるときも・・・・
A君
これはチームワークを重視するサッカーでは、あまりよろしくない行動です。
本人にすれば一生懸命自分のチームが勝つためにプレーしているのですが、チームメイトにしたら・・・
と、チームメイトから嫌われてしまうかもしれないので、お子さんがASDだったら、コーチに発達障害のASDなので、暴言を吐いたら注意するように前もってお願いしてもらうと良いと思います。
もちろん親も発達障害のASDとはいえ、チームでやるスポーツなので、根気強く注意した方がいいでしょう。
誰がどのようなプレイをして失点してしまったのか、A君の言い分を聞いてあげて、「暴言を吐かずにするにはどうしたらいいか」親子で話合うのも良いと思います。
子供とは都合の良いもので「自分は正しい」「あいつが悪い」と自分を庇護するので、親は子供の感情に飲み込まれないように、自分の子、相手の子を否定せず俯瞰的にアドバイスするといいのではないでしょうか?
LDのサッカーの場合
サッカーは文字は出てきません。しいていえば、リーグ戦の時の得失点の計算をするくらいで、その程度ならコーチやチームメイトに聞けば済むので大した事はありません。
サッカーは字は使わないけど、頭は使うのでLDの子にはうってつけのスポーツなのではないでしょうか!
ガンガン活躍して、頭も使って、LDの子はサッカーを楽しんでほしいですね!
親は発達障害のサッカーをどう指導するのか?
どの親もそうですが、自分の子供が活躍してくれると嬉しいものです。
サッカーもしかり、試合に見学に行ってナイスなアシストプレイ、シュートが決まったら親は自分の事のように大喜びしていまいます。
誰のためのサッカーなのか?
自分の子供が試合で点数を決めました!そりゃもう親は大喜びです。
パパのは子供に猛特訓をしてしまう人がいる場合もあります。
サッカーでは親がやってはいけない禁句があるのです。
親は口出すな!
この動画を見ると、親が口出すことによって子供が自分で考える力が無くなってしまいます。
厳しい練習で、サッカーのやる気のテンションが下がってしまいます。
ひどいと精神的にも来て、サッカーも嫌いになってしまいます。
親の自己満足のために子供にうるさく言って特訓させるのは止めましょう。
サッカー教室に行ってみる
そこまで子供にサッカーを上手くなってもらいたいなら、サッカー教室に行くのも一つの手です。
探すとすごい上手くなれるサッカー教室が沢山あります。
親が口出ししてしまいそうなら、見学するのはやめた方がいいです。レッスンが終わるまで車でスマホでも見てましょう。
サッカーチーム、サッカー教室でもお手上げの時
発達障害の子供がサッカー少年団に入りました。もっと上手くなりたいので、サッカー教室にも行っています。
でも、なかなかコーチの言うことは聞かないし、チームメイトとも上手く行かない。どうすればいいのでしょう・・・・
発達障害専門、サッカー教室
最近は発達障害のある子供のための、サッカー教室ができてきました。
日本サッカー協会も障害者のサッカーへの推奨を始めています。
とりあえずJFAで障害者を積極的に入会をしている、大阪のチームを紹介します。
J-BRAVE F.C | 相手を思いやる気持ち個性を引き出してサッカーの楽しみを指導。 |
特定非営利活動法人ダイバーシティサッカー協会 | こちらのチームは発達障害だけでなく、精神障害、生きづらさを抱えてる障害者に特化したサッカースクール。 |
特定非営利活動法人FC岸和田 | 障害者の大会、障害者でもサッカーを楽しんでもらえるように環境を整えている。 |
FC.King U-12 | 年齢、障害関係なく、自己肯定感を持てるように指導。 |
- サッカークラブでも試合はやらないで、技術を教えてくれる練習だけのサッカー教室(この場合、少年団やFCチームと兼用でやると試合もできます)
- 試合も教室もやってくれるチーム
お子さんと話し合って決めて下さい。
良いサッカー教室の見極め方
どの教室も、最初は体験をさせてくれます。
- コーチは暴言を吐かない
- レッスンにきている子供たちの意識が高い
- レッスン中の子供達はコーチの言うことを守って練習する
- 子供たちはみんな上手い
このような教室なら、おまかせすればぐんぐん上達すると思います。
色々な教室を体験して、技術が上達できる教室を探してみてください。
発達障害の脳は疲れやすい
いきなり2つのチームに入会すると、環境、人間関係で発達障害的に精神的疲れが出てしまうかもしれません。
楽しすぎて疲れてしまう場合もあります。
とりあえず、チームごとに慣れてから、チームや教室に入れましょう。
まとめ
サッカーは楽しいスポーツです。シュート、アシスト、PK、決まるとすごく嬉しいです。
逆に自分のミスで失点したり、でも仲間に助けられたり、試合に負けたら悔しいし、その代わり大会で優勝、準優勝してメダル賞状もらって、嬉しい事も沢山あります。
・友達ができる
・達成感が味わえる
・失敗しても自分で乗り越える
・俯瞰的な戦術の勉強ができる
・運動神経がつく
・体力がつく
・メンタルのコントロールがつく
・テクニックと共に、先読みの力がつく
子供がサッカーをやりたいなら、とことんやらせてあげましょう!そして親は口出ししないで、コーチにお任せしましょう!
親が子供にやってあげるのは、ユニフォーム、ウェア、ボール、靴を買ってあげて、遠かったら車で送迎。
そして、良いプレイをしたら褒めて、楽しくサッカーが出来るように環境を整えてあげて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。