皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「療育ママ友」についてです。
この記事を読まれているママ・パパは、療育での人間関係は上手くいっていますか?発達障害のお子さんを育てるママ・パパ(以下療育ママ)は自分と似た境遇であり、共感し合えることも多いでしょう。そんな療育ママと良い関係が築ければ、心強い仲間になります。
この記事では、療育ママ友との間にどんなトラブルケースがあるのか、自分に合った付き合いの見つけ方などをご紹介します。ぜひ、最後までお読みください。
目次
療育ママの特徴
療育ママ友に限らず、子育て中のママ・パパは必死です。子供の成長には誰よりも喜びを感じ、他の子と比較しては一喜一憂もします。療育ママの場合、子供が定型発達をしませんから、育児の全てが手探り状態でしょう。
発達障害のお子さんは「育てにくい子」と言われることもあり、育児の大変さは想像を絶します。そのため、「気持ちの余裕が無いことがある」と思っておくと良いでしょう。
子育て中はどんな人でも余裕はなくなりますよね。
療育ママ友とのトラブルケース
施設にもよりますが、療育では親子通園などがあり、普通の幼稚園と比べると親の出番が多いそうです。そのため、親同士が顔を合わせることも多くなります。通園をいかに楽しく過ごせるかは、療育ママ友との人間関係にかかっていると言っても過言ではありません。
勿論良好な関係を築ける療育ママ友もたくさんいますが、ここでは付き合っていくのはちょっと…と思ってしまう療育ママ友の特徴を紹介します。
自分の子と他の子を比較してくるママ
発達障害の子供と言っても、障害の程度や特性は一人ひとり違います。療育ママの中には「どのくらいお話ができるの?」「癇癪はひどい?」など子供の特性をあれこれ聞いてくるママがいます。
他のお子さんと比較して自分の中だけで一喜一憂しているのなら良いのですが、「うちの子は〇〇もできるのよ!!」「△△さんのお子さんは、まだできないの?」などと自慢してくることがあります。
いわゆるマウンティングを取るママです。この様なママと関わっていると、うんざりしてしまう人が多いでしょう。
人によって態度を変えるママ
子供の障害の重さによって態度を変えるのは、療育ママの世界ではあるあるのようです。自分の子供より障害が重い子のママには優しく接したり、障害が軽い子や療育で伸びた子のママには冷たく接したりするようです。
「我が子が少しでも社会で上手くやっていけるように」と同じ気持ちで療育に通わせていたのに、結果が出始めた途端に冷たくされたら悲しくなりますよね。
家庭の事情やお金のことを詮索してくるママ
療育ママ友に限った話ではありませんが、家庭の事情やお金のことを根ほり葉ほり聞いてくるママがいます。「旦那さんはどんな仕事しているの?」「実家は頼れるの?」など、療育にあまり関係のないことまで聞き出そうとすると、不快に思う人が多いのではないでしょうか。
子供の障害の程度だけでなく、「家庭環境では私の方が上だわ。」と相手より優位に立っていると感じることで、安心感を得たいという心理が働いています。
子供を放置するママ
発達障害の子は、自分の気持ちを抑えることが苦手な子がいます。他害行動と言われる、友達を叩いてしまったり、噛みついてしまったりする特性があるそうです。
いくら発達障害の特性と言えど、自分のお子さんが他のお子さんに手を出していたら、止めてほしいですよね。中には「発達障害なんだから仕方ないでしょ?」と開き直って、何もしないママもいるそうです。
あくまでもこんな事例があった、と言うご紹介です。
療育ママ友との良好な関係の築き方
実際にどんなトラブルがあるのかを紹介しましたが、療育ママだからママ友関係が難しい訳ではありません。中には自分と相性の良い、お互いプラスになる関係を築けるママもいます。
次に療育ママ友との良好な関係を築く方法をご紹介します。
笑顔で挨拶をする
笑顔で挨拶は良好な人間関係の基本です。顔を合わせた時に笑顔で挨拶をされて不快に思う人はいないでしょう。笑顔でいることで、相手も話し掛け易くなり、ママ友になれるきっかけが増えるかもしれません。
子供同士を比較しない
発達障害のお子さんに限った話ではありませんが、療育ママの方が子供の成長や特性に敏感な人が多くいます。発した言葉は受け取り手によって解釈が違う場合もあります。自慢する気がなかったとしても、自慢されたと捉えられてしまう場合もあるため、比較をするような発言はしない方が無難です。
自分や家庭のことを言い過ぎない
子供同士の比較と同じように、自慢と捉えられてしまうことがあります。また、ママ友の噂話は広まるのが早いため、あまり相手のことを知らない内は、プライベートな内容は話さない方が良いでしょう。
自分の意見を主張し過ぎない、押し付けない
特に療育に関する考え方は療育ママ友の中ではデリケートな話ではないでしょうか。あまり自分の意見を強く主張したり、押し付けたりしていると、他のママから距離を置かれてしまいます。周りの意見に全て合わせる必要はありませんが、自分の意見を言う時は柔らかく伝えるよう意識しましょう。
子供の発達について相談する時は相手を絞る
相談のつもりで話したことも、自慢されたとマイナスに受け取られることがあります。子供の発達や療育について相談をしたい場合は、信じられる療育ママや療育の先生が良いでしょう。
また、ある程度子育てが落ち着いてきた療育先輩ママと仲良くなれれば、乗り越えてきた体験談など有益な情報をもらえるかもしれません。
ママ友付き合いが苦手な人は?
似た境遇のママだからこそ、良好な関係を築ければ心強い存在になることは間違いありません。しかし、無理してママ友付き合いをする必要もありません。
療育ママは精神的にも肉体的にもハードな育児をしています。余計なストレスを抱えるくらいなら、最初から深く付き合おうとしなくても良いでしょう。
・挨拶だけはしっかりする
・療育ママは情報交換の相手と考える
・療育園の役員や行事の時は協力する
療育園がどんなところかご存じない人に、参考になる記事を用意しました。こちらも合わせてお読みください。
人付き合いは苦手だけど、ライトな交流はしたい人は?
療育ママ友は療育園や施設で出会う人とだけの交流ではありません。ネット上でも療育ママと繋がることができます。今は療育に関するオンラインサロンや掲示板などもたくさんあります。登録無料のものも多数ありますので、気軽に参加できます。
昨今、SNSを利用している人も多いので簡単に療育ママの投稿を閲覧することもできます。勿論自分自身でも発信することが可能です。顔や名前も知らないからこそ相談できることもあるでしょう。実際に療育ママが投稿したtwitterをご紹介します。
まとめ
・仲良くなれれば、療育ママ程心強い仲間はいない
・療育ママの心の状態を観察
・程良い距離感で、相手のことを尊重する
・プライベートを明かし過ぎない
・無理してママ友を作る必要はない
・オンラインでも療育ママと繋がれる
子育ては様々な悩みに直面します。療育ママの場合、似た境遇の療育ママの方が悩みの共通項が多かったり、共感し合えることが多かったりと仲良くなりやすい傾向にあります。
しかし、お子さんの発達障害の特性は千差万別であり、療育ママ自身の考えや方針も人それぞれです。最初から意気込んで友達になろうとせず、相手の反応を見ながら距離を縮めていくと良いでしょう。気づいたら友達になっていた、くらいが丁度良いかもしれません。
みなさんも無理なく、自分に合った療育ママ友との付き合い方を見つけてくださいね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。