皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!

今回のキーワードは「子育てがしやすい地域」についてです。

avatar
橋口
どこで子どもを育てるのがいいか悩みますよね。
avatar
小野田
そうだね。教育方針や家族の意向は大切だし、地域によって特色があるから総合的に判断することが大切だね。

そこで今回、子育てに適した地域を徹底調査し、わかりやすくまとめた記事を作ることにしました。本記事を読んでいただいた後、住まい選びに役立ててください。

育つ環境によって、子どもの成長に大きな影響を与えるため、知っておいて損はありません。

それでは【子育てに適した地域】を学び、少しでも楽しい子育てライフを送りましょう。

子育てしやすい地域ランキング

子育てしやすい地域TOP5(2022年)

早速、子育てがしやすい地域のランキングを見ていきましょう。

1位:東京都豊島区

2位:千葉県松戸市

3位:愛知県豊橋市

4位:東京都羽村市

5位:栃木県宇都宮市

人気の地域の特徴

1位:東京都豊島区

・認可保育所や認o可外保育所の定員に余裕有り
・女性のキャリア支援制度が充実
・女性の就労を後押しするための男性の意識改革への支援有り
・自治体の男性正規職員の育休取得率が高い

2位:千葉県松戸市

・保育所が多く、定員に余裕有り
・病児、病後児保育施設の定員充実に注力している
・体調の悪い子どもをタクシーで送迎するサービス有り
・妊婦検診時に使えるタクシー送迎の助成
・託児機能付きコワーキングスペースの設置促進

3位:愛知県豊橋市

・子育てに関する教室で産前、産後のサポートを実施
・10代のママさんのサポートが多彩
・子育てに関する役立つ情報をまとめたポータルサイト「育なび」があり、知りたい情報が簡単に調べられる

4位:東京都羽村市

・幼稚園や認可保育所の定員に余裕有り
・学童保育の待機児童はゼロ
・東京都認証保育所などに子どもを通わせている家庭に対し、認可保育所を利用した場合との差額がある世帯に対する助成制度有り
・市内事業者との連携により、全ての学童クラブに昼食を配達する「配食サービス」の取組みを実施

5位:栃木県宇都宮市

・子育て施設の充実や、保育の質を確保するためのガイドラインやマネジメント研修を実施
・保育園の数が多い
・高校生までの医療費を無償化
・ファミリーサポートセンターや病児保育の利用料の助成有り
・第3子以降は保育料や一時預かり保育料などを無償化

発達障害の子育てにおススメの地域

最近では、発達障害のある子どもが増えています。そのため発達障害児を育てるのに少しでも好影響な地域を調査しました。

神奈川県川崎市

神奈川県川崎市では、「かわさきパラムーブメント」を実施。これは、誰もが自分らしく暮らし、自己実現を目指せる地域づくり」を目指して、全国に先駆けて行動している取り組みです。

①日本で初めて発達障害のある子どもを対象に「サッカー&ユニバーサルツーリズム」を開催し、当日の試合観戦と翌日のサッカー教室に招待。発達障害のある子ども中には感覚過敏の方も多く、人混みなどが外出等における障壁となっていて、外出や旅行を躊躇することがあるため、本企画を実施。

②また上記イベントの際に、イオンスタイル新百合ヶ丘」で朝9時から10時まで、日本初の試みとなる商業施設で「クワイエットアワー」を実施。感覚過敏がある方は、店内の音や光や匂いで生活に必要な買い物が苦痛になってしまうケースがあります。店内の照明の明るさを通常時より2~5割程度暖和、店内に流れるBGMに配慮、カームダウンスペースの配置などを実施。

③マイノリティの立場で世の中を考えてみる「バリアフルレストラン」を実施。これは、車いすユーザーと二足歩行者が逆転した架空の世界を体験するというもの。

現代社会では無意識のうちにマジョリティ優先の考え方が優先されています。その前提を覆して、世界の中で車いすユーザーが多数のとき、どういうレストランになるのかを具現化して当事者ではない方に体験してもらい、考えてもらうという企画。

上記のように率先して取り組みをしており、全国的にも進んでいる地域かと思われます。

子どもの成長に好影響!地域選びのポイント!!

子どもの成長、人格形成には環境がとても重要です。そのため地域選びの際のポイントをまとめました。

ここに注目!地域選びのポイント

待機児童が少ない

待機児童とは、保育所の入所の申し込みをしたが、利用できていない未就学児のこと。厚生労働省が発表した2022年8月時点では、待機児童は2944人。待機児童は減少傾向であるが、地域によっては待機児童が多い地域もあるため事前チェックは欠かせません。保育所に入所できないと、職場復帰もままならないため注意が必要です。

公園や児童館が近くにある

公園があると、近隣の同年齢の子どもと交流がはかれる。また児童館があると、子どもがあそびを通じて健全な育成ができること、幅広く子育て支援していること、地域の子育て環境づくりをしているというメリットなどがあります。子どものコミュニティを広げる効果もあり、重要な役割を担っています。

子育て世帯が多い

子育て世帯が多いと、地域全体で子どもを守る雰囲気があり、安全。また子育て世帯が多いと、スーパーマーケットなどの取り扱い商品も充実し、買い物環境にも必然的に恵まれる。また最近では核家族の増加や、共働き世帯の増加で悩みを共有できる機会も減っています。近くに同年代の子どもをもっている親がいると、情報交換や相談事ができるため困った際に頼ることも可能です。

医療機関が充実している

子どもは体調を崩しやすいため、医療機関の充実はか欠かせません。できれば家の地格に休診日が異なる小児科が2軒以上あると便利です。夜間でも診療可能かどうか事前に調べておくことも重要です。また小児科のみだけではなく、耳鼻科なども近くにあるとより一層便利です。

自治体のサービスが充実している

自治体によっては家事代行や育児ヘルパーの派遣サービスを実施しているところもあるため、どんなサービスがあるか確認することが重要です。千葉県松戸市では子育て世代の住宅取得を支援していたり、千葉県浦安市では子どもの一時預かり制度が充実していたりと、地域によって強みがあるため地域の特徴をしっかり把握しましょう。

どうしても譲れない点があるときは、優先事項を書きだして、要件を満たす地域を調べてみましょう。

都会と田舎、結局どっちに住むのがいいの?

子どもの成長を考えたときに、都会と田舎どっちで住むのがベストなのか悩む方も多いと思います。どちらにもメリット、デメリットがあります。

都会に住むのがおすすめ

個人的に、都会に住むことをおすすめします。社会にでると、様々な方と仕事をする機会があり、そういった面からも子どもの頃から多様な人材の中で育つことで、子どもの可能性を広げることが可能です。都会に住むメリット、デメリットを列挙します。

メリット

・人が多いため、あらゆる人を接する機会がある
・さまざまなコミュニティに属することが可能
・周辺施設や交通の便が充実
・教育機関も多く、学べる場所も選択可能
・進学先の幅が広く、習い事の種類も豊富

デメリット

・人口が多いため、競争が激しい
・選択肢が多いために迷う可能性有り
・教育費、生活費が田舎よりも高い

どんな子どもに育ってほしいかを考え、少しでも育ちやすい環境を与えてあげることが重要だと考えます。

田舎に住むメリット・デメリット

田舎で暮らした際のメリット、デメリットについてもお伝えします。

メリット

・自然が多く、のびのび育つ
・物価や家賃が安い

デメリット

・交通の便などが悪く、選択肢が狭い
・習い事などの種類が少ない
・進学先の選択肢が少ない
・塾などの学習施設が少ない

田舎と都会の環境を考える前に「親がどう育てるか」が重要です。特に小学生までは家庭環境が子どもに与える影響は計り知れません。そのため教育方針も含めて、総合的に検討することが重要となります。

まとめ

地域によって、子育ての支援に違いはあるものの、子どもをどのように育てたいかが一番重要です。子どもの成長を促進しつつ、生活も豊かになるような地域を選択することが大切です。