皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「発達障害SST」についてです。

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橋口
SSTという言葉に馴染みがない方は多いですよね。
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都築
略さずに「ソーシャルスキルトレーニング」というとなんとなくイメージがわきますよね。
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小野田
SSTは発達障害などをもつ方が社会性を高めるために効果的な訓練なので、多くの人に知ってほしいですね。

今回は、発達障害者に効果的なSSTについてお伝えします。

SSTの内容や効果を知り、うまく活用していきましょう。

発達障害者が活用するべきSSTとは?

SSTとはソーシャルスキルトレーニングの略で、日本語では「社会的スキル訓練」や「(社会)生活技能訓練」などとよばれています。

認知行動療法のひとつであり、発達障害の方だけでなく教育や就労支援の場などさまざまな分野で実施されています。

他者とのコミュニケーションがうまくいかない方自分を表現することが苦手な方にとって有効な訓練とされています。

SSTはあくまで「希望志向」とされ、ご本人の希望に基づいた支援方法を実施することが大切です。

SSTについてくわしく解説した動画がありますので、参考にご覧ください。

こちらはSSTについてくわしく解説した動画です。日常生活で意識するべきポイントについても解説しています。

このように、SSTは訓練の場所だけで行うのではなく、家庭や生活の場でも意識して実践することで、より高い効果を発揮します

参照:一般社団法人SST普及協会

では、実際にSSTはどのように行うのでしょうか。

具体的な方法についてみていきましょう。

SSTの実施方法

SSTの方法はひとつではありません。

年齢や障害の有無、状況などに合わせてさまざまな現場で工夫して実施されています。

代表的なSSTの方法は次のとおりです。

SSTの方法

(1)ロールプレイ
(2)ディベート、ディスカッション
(3)共同作業
(4)ゲーム
(5)絵カード、ワークシート

これらの方法を用いて、他の参加者と協力しながらひとりひとりの社会性を高めることを目指して実施されています

参照:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 情報センター白百合女子大学

実際にSSTを実践している動画がありますので、参考に紹介します。

SSTを実施している動画の紹介

まずはこちらをご覧ください。

こちらはデイサービスの職員の方がSSTをシミュレーションしている動画です。

ひとつひとつの手順を丁寧にわかりやすく伝えています。

続いてこちらをご覧ください。

こちらは、実際に発達障害をもつ方がSSTを初めて体験している動画です。

自分の好きなこととはたらくことを結びつける内容のSSTです。

続いてこちらをご覧ください。

こちらは、ゲームで実践できるSSTを紹介した動画です。

すごろく感覚でお子さんも楽しく遊びながらSSTを行うことができます。

このようにSSTを行うための方法はさまざまですが、すべてに共通して大切なのが、以下の3点です。

  • 初めと終わりに挨拶すること
  • 手順をわかりやすく説明すること
  • 最後にフィードバックをすること

これらを基本とし、個々の状況に合わせた方法でSSTを実施しましょう

では、SSTを行うことでどのような効果が得られるのでしょうか。

SSTのもたらす効果についてくわしくみていきましょう。

SSTのもたらす効果とは

SSTでは、社会生活を送る上で必要なスキルを身につけることができます。

具体的な効果は次のとおりです。

SSTのもたらす効果

・他者の表情や視線を読みとれるようになる
・その場に適した言動ができるようになる
・自分の気持ちや考えを表現できるようになる
・他者との関わりが自然ともてるようになる
・生活する上で必要な技能が身につく
・ストレスなどへの対処能力が高まる
・生活の質が向上する

効果には個人差がありますが、訓練を行う過程で他者の表情や視線を感じとれるようになり、その場に適した言動ができるようになることが期待されます。

また、自分自身の考えを表現できるようになるといった効果もあります

発達障害のある方は、人との関わりの場面で困難が生じたり自分の考えを表現することが苦手であったりすることが多いため、SSTによってこれらが改善できる場合は、大きな自信につながる可能性があります。

このように、SSTは社会生活を送る上で必要とされるスキルを習得するために効果的な訓練であるといえます。

参照:一般社団法人SST普及協会白百合女子大学

では、実際にSSTを受けた方はSSTについてどのような印象をもたれているのでしょうか。

体験した方の声を聞いてみましょう。

実際にSSTを受けた方の体験談

まずはこちらのツイートをご覧ください。

SSTを受けたことで効果を感じた方の声です。

こちらは、SSTを受けたことで積極性が生まれ、人との関わりが楽しくなったという方の声です。

続いて、こちらのツイートをご覧ください。

1年以上SSTに参加した方の声です。

こちらはSSTを受けたことで、自分と他人の違いに初めて気がついたという声です。

続いてSSTの注意点に関するツイートをご覧ください。

こちらは、SSTの形式的な会話が染みついてしまうと、日常会話も形式どおりになってしまうのではないかと心配している方の声です。

続いてもSSTの注意点に関するツイートです。

こちらは、SSTは無理強いをしては意味がなく、あくまで本人の困っていることに注目して行う必要があるという意見です。

このように、SSTを受けて効果を実感している方がいる一方、SSTを実施するには注意が必要だという意見もあります

大切なことは、SSTを実施する目的を見失わないことです

なぜSSTが必要なのかを意識し、それに基づいたプログラムを工夫する必要があります。

では、SSTはどのような場所で受けられるのでしょうか。

SSTを受けられる場所について紹介します。

SSTを受けられる場所

SSTは医療機関や職場、学校を初めとしてさまざまな場所で実施されています。

インターネットの検索エンジンで「お住まいの地域 SST」と検索すると、その地域でSSTを実施している施設を調べることができます

大人の場合は、精神科や全国各地の福祉施設などが実施しているワークショップなどでSSTに参加することができます。

お子さんの場合は、次のような児童デイサービスでSSTに参加することが可能です。

児童デイサービス

児童デイサービスとは、「児童発達支援」と「放課後等デイサービス」を合わせたサービスです。

児童デイサービスでは発達障害などをもつ未就学〜18歳のお子さんを対象に、個々の状況に合わせたさまざまな支援を実施しています

SSTを行ったり、集団生活をとおして自然とコミュニケーションを学ぶことができます。

こちらの記事を掲載している大阪府のライズ児童デイサービスでは、365日ひとりひとりのお子さんの可能性を伸ばすためのプログラムを実施しています。

苦手なことの克服など、個々のお子さんの成長の様子に合わせた支援を行っていますので、ぜひ一度のぞいてみてください。

参考:大阪府 ライズ児童デイサービス

まとめ

今回は、発達障害者に効果的なSSTについてお伝えしました。

  • SSTとはソーシャルスキルトレーニングの略で、日本語では「(社会)生活技能訓練」などと呼ばれている。
  • SSTは本人の希望に基づいた方法で実施することが大切である。
  • SSTでは、社会生活を送る上で必要なスキルを身につけることができる。

以上のことを理解し、適切な方法でSSTをうまく活用しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。