皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「ヘルプマークは発達の障害でも使える?」についてです。
最近、ヘルプマークを付けている人達を少しずつ見るようになってきました。認知度が広がりつつあり、嬉しく感じております。
そんな疑問を解決していきましょう!ヘルプマーク(裏面)への書き方や、マークを付けるメリット、デメリットも含めて解説していきます。
他にも周りの目が気になる時の活用の例もお話していきますので、最後までお付き合いしてくださると有り難く思います。
目次
ヘルプマークは発達の障害で困っても使えます
発達に障害がある子供もマークを目立つ箇所につけ、困った時に役立てることが可能です。
見た目だけでは困る症状が分かりづらい人も、こちらのマークに目が止まった周りの人から、理解を得て助けてもらえることが増えます。
ヘルプマークを使える人の対象範囲は、困り事がある人の全てが対象です。範囲は広いので、受け取りやすい制度ですね。
ヘルプマークの交付対象となる人
- 人工の関節を使用や義足を使用されている人
- 内部に障害がある人
- 難病がある人
- 妊娠初期の妊婦さん
- 精神の疾患や知的障害がある人
こちらのマークは、確定した疾病や障害じゃない場合でも対象となるマークになっていますので、基本的に証明などは不要です。
一部の自治体では、書類の提出を求められることもあります。申請に出向く前に確認をした方が確実ですね。
ヘルプマークの活用例や書き方の具体例
実際にどんな時に困ったのか、その時の助けはどうしてもらえたのかを調べてみました。ご参考になれば嬉しい限りです。
①人が多い所で、パニックになりうずくまっていたら、周りの人がこちらのマークに目が止まり、落ち着ける場所に誘導してくれ助かった。
②一気に話をされてパニックになり、固まっいたら、相手がこちらのマークに目が止まり、ゆっくり分かりやすく話をしてくれた。
③子供が危険だと判断できず、危ないところで遊んでいた際に、こちらのマークに目が止まった方が声をかけ、連絡先に電話をしてくれた。
他にもたくさんの例があると思いますが、長くなりそうなのでここまでにしておきます。保護者が一緒に考えてみてあげると良いですね。
保護者が一緒にいない時にどんな風に困るのか、対応の仕方など詳しくシミュレーションしてみることがおすすめです。
一部の例になりますが、聴覚過敏を詳しく書いた記事があり、事例を理解しやすいのでご紹介させてください。
ヘルプマークへの具体的な書き方
発達に障害がある子供がどんな風に困り、このような支援が助かるなど、細かくマーク(裏面)に書くと理解できやすくなりますね。
子供の異変に気付いた周りの人が、マークの裏面に記載されている事情を確認することで、本当に必要な助けが分かりますね。
①私は音を敏感に感じすぎてしまう時があり、パニックや過呼吸を起こしていたら落ち着ける場所に誘導してくださると助かります。
②吃音(どもり)が出やすく、話が聞き取り辛さいところがありますが、急かさずに聞いてくださると助かります。
③この子は、危険な事や場所が理解できません。一人で行動していたら保護して、下記の連絡先まで電話してくださると、とても助かります。
緊急連絡先:父⚪︎⚪︎⚪︎-⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎-⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
こんなふうに書いておけば、実際に困っている時に、すぐに適切な支援が受けられる可能性が高くなりますね。
障害のある女性が、実際にどんな風に困っていて、マークへの記入の仕方の動画をご紹介します。
ヘルプマークを使うメリットとデメリット
発達に障害がある子供が、こちらのマークをつける事でどんなメリットやデメリットがあるのか調べてみました。
①見た目だけでは必要な助けが分かりづらい人も、こちらのマークに目を止めてもらえると、非難や批判を受けにくくなる。
②マークに目が止まることで、周りも何も分からず状態よりは、適切な助けが受けやすい。
③何度も同じ説明を繰り返さず済む事が増えます。こちらのマークを見れば、何かの助けがいるんだと判断できるからです。
①ヘルプマークの存在を知らない人がが多く、理解してもらえないこともある。認知度は徐々に広っていますが、少数なのが現状です。
②このマークを付けることで、疾病や障害に対する理解が得られない人に差別的な批判を受ける場合がある。
ヘルプマークとヘルプカードを使いわける
周りの人の目に入るように、目立つ箇所へ、ヘルプマークを付けることがおすすめしてますが、常に付けることに抵抗があるのも実情です。
ヘルプカードは、折りたたみのカードとなっていますので、普段は財布やカード入れに入れておけます。
使い方は、ヘルプマークと大きな変わりはなく、ヘルプマークはストラップ型で、ヘルプカードはカード型となっております。
使い分けの仕方
ヘルプマークに連絡先などの個人情報を書くことが心配な人は、ヘルプカードの中に書いてリュックなどに入れておくのも方法の一つです。
他に症状が出るのが特定の場所と決まっていれば、その場所の時だけこちらのマークをつければ、普段は周りの目を気にしなくてすみます。
交付してもらえる場所
ヘルプマークをもらえる場所は、自治体によって変わることがあります。大体は市役所の障害福祉窓口や身体障害者福祉センターです。
他にも地下鉄の駅務室でも受け取れることもあるので、居住地の自治体で確認をしてみてください。
交付場所をヘルプマーク.infoさんがリストにしたサイトがありました。大阪の交付場所をリンクします。
【ヘルプマーク】発達障害の子供の場合!使い方の具体例と記入例を紹介のまとめ
- 発達に障害がある子供もヘルプマークは使える
- こちらのマークは障害の症状で困り、どうしようもない時に、周りから助けてもらいやすくなる
- 裏の書き方は、どんな風に困り、必要になる支援の方法を、細かくマーク(裏面)にある記入欄に書くと、適切な助けをすぐにうけれる
- デメリットは、ヘルプマークの認知度が低く、また、理解をしてもらえない時もある
- 周りの目が気になる場合は、ヘルプマークとヘルプカードを使い分け、必要な時だけ付けるなど工夫できる
- 個人情報は、ヘルプカードの中に書いて、財布やリュックなど人の目に入らない場所に入れておき、必要な時にだす
発達に障害がある子供でも、ヘルプマークを使えると分かました。万が一の際は、こちらのマークは心強い味方になります。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。