皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「発達障害 親 ストレス」についてです。
子育てには、楽しいことやうれしいことがたくさんある反面、大変なこともありますよね。
大変なことが積み重なると、誰でもストレスが溜まってしまいます。
ストレスを溜めこみすぎてしまうと、体を壊してしまったり、精神的な不調に陥ったりしてしまうものです。
この記事では、子どもを育てている最中の親のストレスについて、ストレスの種類や発散方法についてまとめました。
発達障害に関する情報もあるので、よろしければ最後までご覧ください。
目次
子育て中の親のストレスの例
子育て中の親御さん、特に、主な養育者となるお母さんには、ストレスがつきものです。
ストレスの種類
まず、子どもを育てているときのお母さんには、どのようなストレスがあるのか、まとめました。
自分の時間がない
お子さんが生まれて間もないころは、授乳やおむつ替えなどでずっと付きっきりでいなければなりません。
ある程度大きくなると、今度はハイハイをしたりつかまり立ちをしたり、歩き始めたりして、いろいろなものに触り、危ないところにも近づいてしまうようになります。
それだけではなく、お仕事に復帰したり、幼稚園や保育園、習い事の送り迎えなどをしたりと、自分の時間を取ることは難しいものです。
常に子どもにつきっきりで、自分よりも子どもを優先しなければならない結果、自分の時間がなくなってしまいます。
自分のための時間がないと、ストレスが溜まっても発散することすらできなくなってしまい、余計に苦しくなってしまうという悪循環が生まれてしまいます。
育児と家事、仕事の両立が難しい
特にお母さんは、子育ての他にも、家事をしたり、さらにはお仕事までしなければならなかったりと激務です。
お仕事で疲れて帰ってきても、お子さんのお世話をしながら家事もしないとならないとなると、体力面だけでなく、精神面でも休めず、つらい思いをすることになります。
疲れが溜まっているのに休むことができないことも、ストレスの原因となります。
家族からの協力が得られない
まだまだ男性の育児参加に対する理解や制度が不十分だったり、お仕事が忙しくて家にいられなかったりするなどの理由で、旦那さんからの協力を得られない、というストレスを抱えている方は少なくありません。
同居中の家族も、子ども遊んではくれるけれど、家事などはお母さんに任せきり、などということもあります。
一緒にいるのに協力が得られないと、一人きりのときよりもストレスが溜まってしまうものです。
子どもがいうことを聞いてくれない
お子さんが幼いと、なかなか言うことを聞いてくれないものです。
生まれて間もないころは、ことばでのコミュニケーションができず、言ってもわからないことがほとんどです。
少し大きくなってからも、
- 機嫌が悪い、欲しいものを買ってもらえないなどで泣いてしまう
- すぐにいたずらをする
- お店の中で走り回ったり大声を出したりする
などと、頭を悩ませる行動が増えてきます。
また、発達障害のうち自閉スペクトラム症(ASD)を抱えるお子さんの場合は、こだわりが強く、子どもの行動を制御できないことで、家の中だけではく、さまざまな社会生活の場面にも支障が出やすいために、こだわり行動に対する認識が高いお母さんは心身の状態に影響が出やすいと考えられる、という研究結果もあります。※1
このように、お子さんが言うことを聞いてくれないことは、ストレスの一つとなっています。
予定やスケジュール通りに物事が進まない
お子さんが小さいと、
- なかなかご飯を食べてくれない
- 着替えをしてくれない
- 遊びに行くと迎えに行っても片づけをしていなくて帰れない
- お昼寝をしてくれない
- 突然の発熱などで、予定をキャンセルしたり、お仕事を早退しなければならない
など、不測の事態や思うように物事が進まないことが多々あります。
このように、予定やスケジュール通りに物事を進められないというストレスもお母さんにはあります。
周りから認められず、孤独を感じる
お子さんが生まれて間もないころは、どんなに眠くても、疲れていても、授乳やおむつのために起きなければなりません。
泣き止んで眠ってくれるまで、ずっと抱っこしていなければならない、ということもあります。
ある程度大きくなっても、ごはんを食べるのもお風呂に入るのもすべてお子さんの世話をしながら、眠るのもお子さんを寝かしつけて家事をしてからになってしまうのは変わりません。
何をするにしても子どものことを最優先なのです。
旦那さんやご実家のおじいちゃん、おばあちゃんなどの協力も得られず、周囲に相談できる人もいない、となると、孤独も感じるものです。
人間には、承認欲求というものがあり、満たされないと人間関係にも影響が出ます。
そして、何よりも孤独であることは、さみしさや苦しさで押しつぶされそうになるものです。
このように、どんなに頑張っても、疲れ切っても、認めてもらえない、孤独でたまらない、ということも、大きなストレスとしてあります。
発達障害の子どもの場合、ストレスがより高くなる
実は、発達障害を抱えるお子さんのお母さんは、発達障害ではないお子さんのお母さんに比べてストレスが高い、ということが研究でわかっています。※2
さらには、抑うつ状態にあったり、うつ病になってしまったりする方の数も多いといいます。※2
発達障害を抱えるお子さんは、独特の育てにくさがある傾向にあります。
そのため、特にストレスには注意しなければなりません。
ストレスが強いと起こること
「ストレスなんて誰もが感じるものだから我慢しなければならない」、そう考えてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、どれくらいストレスが溜まっているかということは、自分でもわかりづらいものなので、気がつかない内に限界を迎えてしまう、ということもあります。
体やこころが発するストレスのサインには、次のようなものがあります。
きちんと耳を傾けて、サインに当てはまるものがあったら、発散するようにしてくださいね。
身体的な症状
まずは、体に現れる症状についてです。
頭痛や腹痛などの痛み
頭痛や胃痛、腹痛、さらには下痢などの痛みを伴う症状が続くようになったら、気をつけて下さい。
痛みは、体が発する一番わかりやすいサインなので、絶対に無視しないであげてください。
睡眠の乱れ
疲れているのに眠れない、もしくは、逆に眠りすぎてしまい起きることができない。
それも、体が助けを求めている危険のサインです。
特に、眠りすぎてしまう場合は、「怠けているのではないか」とご自分を責めてしまったり、不調だと気がつけなかったりすることが多くあります。
睡眠に障害があるようでしたら、休んだり、ストレスの発散をしたりしてください。
食欲の異常
食べることが苦痛で食べられない、食欲が湧かない、などはわかりやすいサインですよね。
しかし、これも睡眠と一緒で、食べ過ぎてしまう場合もあります。
しっかり栄養を摂ることは大切ですが、「食べられないよりいい」などと思わずに、体が発するサインだと思って受けとめてあげてください。
精神的な症状
次に、精神的な症状についてです。
イライラしやすい
いつもなら気にならない些細なことにもイライラしてしまう、というのも、精神的な不調のサインです。
「誰だってイライラすることはあるから」と我慢せずに、しっかりとストレスを発散して、気持ちを楽にするようにしてください。
その結果、イライラは楽になったとも言っていました。
不安が強くなる
常に漠然とした不安に付きまとわれる、何をしても不安で怖くて仕方がない、なども精神的なサインです。
また、「自分は何をしてもだめだ」「母親失格だ」など、必要以上に悲観的になってしまったり、落ち込んでしまったりすることも、不調のサインです。
慢性的な不安感や悲しさ、気分の落ち込みなどがないか、時々振り返って気に掛けるようにしましょう。
無気力状態になる
頭がぼうっとして何も考えられない、何をするのも億劫でできない、動けない、などのサインも、見逃してはいけません。
この状態がひどくなると、洗い物や洗濯ものが溜まってもどうにもできなかったり、起き上がることさえつらくなったりしてしまいます。
無関心になる
例えば、
- 食べ物
- 小説やドラマ、漫画
- 芸能人
- 音楽
- 趣味
など、すきだったものに対しても、全く意欲が湧かず、興味を失ってしまいます。
単純に熱が冷めたのだろう、飽きたのだろう、忙しいから気ならないだけだろう、と流してしまっては危険です。
いつもはしない行動をしてしまう
身体的、精神的な不調以外にも、気がつきにくい症状はあります。
普段はしない行動をしてしまうのも、ストレスのせいかもしれません。
買い物依存
買い物はストレス発散の手段の一つとされていますが、それに依存してしまうということもあります。
買い物をしすぎていることに気がつかない、気がついて「いけない」と思ってもやめられない、というときは、ストレスのせいかもしれないことをこころに留めておいてください。
自傷行為をしてしまう
自傷行為というと「手首や足などを切ってしまう」などを思い浮かべて、自分はそうではない、と感じるかもしれません。
ですが、
- 治りかけのかさぶたを剥がしてしまう
- 腕や指などを噛んでしまう
- 皮膚をひっかいてしまう
- 自分の顔を殴る
- 壁に頭を打ち付ける
- 髪の毛を抜いてしまう
なども、自傷行為であるとされています。
ただの悪い癖だと思って、誰にも相談できないことが多いかと思います。
自分で自分を傷つける、痛めつける行為にこころあたりがある場合は、特に気をつけてください。
子どもをかわいいと思えなくなってしまう
ストレスがあまりにも強すぎると、愛しいはずのお子さんがかわいいと思えなくなってしまう、ということさえ起こり得ます。
特に、自閉スペクトラム症(ASD)を抱えるお子さんの場合は、「お母さんにとって好ましいと感じる反応が少ない」と感じられるために、「努力しないと子どもがかわいいと思えなくなってしまう」ということが起こり、そう思う自分を責めてしまい、ストレスを感じるという悪循環が生まれる可能性が高いと考えられています。※1
ストレスを解消する方法
ストレスを溜めこまないためには、また、解消するためには、いろいろな方法があります。
あまりにもストレスが強すぎると、消化することすら億劫になってしまう可能性があります。
発散方法をご紹介するため、少しでもストレスがつらいと思ったら、ぜひ試してみてください。
自分の時間を作る
ストレスの一つ、「自分の時間がない」という場合には、次のようなことを試してみてはいかがでしょうか?
自治体や民間の預かってくれるサービスを利用する
一番よく提案されるのは、旦那さんやご実家に預ける、という方法だと思います。
ですが、旦那さんはお仕事が忙しくて家にいることが少ない、ご実家が遠い、など、なかなか頼れない方も少なくありません。
そういった場合は、保育園や幼稚園、認定こども園などの一時保育や学童保育などを利用してはいかがでしょうか?
例えば、RISE大阪がある大阪府の中の大阪市では、一時預かり事業を実施している施設の一覧をホームページに掲載しています。
大阪市「一時預かり事業実施施設一覧表」(令和4年2月17日現在)
令和元年10月1日から始まった国の幼児教育・保育の無料化制度についても、大阪市の場合の説明のページがあります。
大阪市「認可外保育施設等における幼児教育・保育の無償化について(国制度)」(令和4年2月17日現在)
大阪市の場合、一時預かりの対象者は以下のようになっています。(令和4年2月17日現在)
小学校就学前までのお子さん(原則、市内に住所を有し、保育所等を利用していないお子さんに限ります。)
保護者の労働、職業訓練、就学などやむを得ない理由により断続的に保育所等での保育が必要となるお子さん
保護者などの疾病、入院などやむを得ない理由で、緊急一時的に保育所等での保育が必要となるお子さん
育児に伴う保護者の身体的、心理的負担を解消するため一時的に保育所等での保育が必要となるお子さん
引用:大阪市「一時預かり」
料金は、以下のようになっています(令和4年2月17日現在)
平日(月曜日~土曜日) | 休日(日曜日・国民の祝日等) | |
0歳児 | 日額2,700円 | 日額3,600円 |
1・2歳児 | 日額2,000円 | 日額2,700円 |
3歳児以上 | 日額1,200円 | 日額1,600円 |
ただし、事前申請が必要だったり、予約が取りにくかったりするなどというネックもあります。
まずは、お住いの自治体のホームページで探してみてはいかがでしょうか?
また、発達障害を抱えるお子さんの場合は、児童発達支援事業所や発達支援センター、療育施設、放課後等デイサービスに通わせる、といったことも選択肢になります。
RISE大阪でも、児童デイサービス事業を行っています。
対象は、
- 各障害者手帳をお持ち、または通所受給者証をお持ちの未就学児(※「ライズ児童デイサービスひらのの家」「ライズ児童デイサービスやのさと」では対象外)
- 小学校1年生から18歳までの各障害者手帳をお持ちのお子さん、または通所受給者証をお持ちのお子さん
となります。
利用料金は、
- 平日:6,402円~6,619円
- 休日:7,642円~7,902円
となります。
※令和4年2月17日現在の情報です。詳しくは各事業所にお問い合わせください。
放課後等デイサービスについては、以下の記事で詳しくまとめられています。
気になった方はご覧ください。
このように、思ったよりも近くに預かってくれるサービスがあります。
旦那さんやご実家等に頼れない場合は、検討してみてはいかがでしょうか?
「子どものため」を「自分のために」してしまう
自分のための時間を作るのは抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、軽度の発達障害のお子さんのお母さんを対象にした研究の中で、「お子さんのためにと思ってとった行動がいつしか自分のためになって、母親にポジティブな反応を引き起こしている」という事例がみられています。※3
この研究の事例では、
- 昆虫がすきなお子さんの影響で、一緒に図鑑を見ているうちに興味が湧いてきて、お子さんから名前を教えてもらうことなどによって、子どもの時間をもう一度過ごしているみたいで楽しい
- 子どもがクラシック音楽にはまっていて、一緒にオーケストラのコンサートに行ったら演奏を聴いて本当にほっとできた
などといったものがありました。
このように、純粋に「自分のため」では抵抗がある方は、同時に「子どものためでもある」という状況を作ってしまうことで自分の時間を作ることができます。
完璧にやろうとしない
無意識に、「育児も家事もお仕事もすべて完璧にこなさなければ」と思ってしまわれる方もいらっしゃるかと思います。
まずは、そんな自分に気づいて、完璧でなくてもいいのだと肩の力を抜いて、悪い意味ではなく手を抜けるところは抜くようにしましょう。
具体的には、
- 料理は作り置きをしたり、レトルトに頼ったりする
- お惣菜を買ったり、デリバリーをとったり、外食をする
- 食材の宅配サービスを利用する
- お掃除ロボットや食器洗浄機など、便利なものを取り入れる
- 洗濯は二日に一回、掃除機は三日に一回、などとルールを決める
などが挙げられます。
やってほしいことは具体的にわかりやすく伝える
旦那さんなど、身近な人を頼る場合は「やってくれたけれど思っていたのと違う」というすれ違いを防ぐ必要があります。
そのためには、やってほしいことを細分化して具体的にわかりやすく伝えることが大切です。
例えば、料理中にお子さんが泣き出してしまったときに「野菜を切っておいてほしい」と頼むことがあるとしましょう。
そのときに、「切っておいてほしい」だけでは、千切りにしてほしかったのにいちょう切りにしてしまった、などということがあって、却ってイライラしてしまう原因になりかねません。
そのため、「大根を千切りにしてほしい」などと、やることは細分化して、具体的にわかりやすく伝えるようにすると、イライラすることが少なくできます。
自分で自分を褒める
周りから認められない、というストレスには、「自分で自分を褒める」という方法が有効です。
大変なときほど、「お洗濯ができなかった」「子どもに大きな声を出してしまった」「旦那さんに八つ当たりをしてしまった」など、できなかったことや罪悪感を覚える出来事にばかり気持ちが向いてしまいがちです。
だからこそ、どんなに些細なことでも構いません。
できたことに目を向けて、自分を褒めるようにしましょう。
具体的には、「お子さんのご飯を作った」「お子さんを着替えさせた」など、当たり前と感じてしまいがちなことを褒めるのが効果的です。
もっといえば、朝起きることが出来たら自分で自分を抱きしめて、「起きてくれてありがとう」と言うだけでも違ってきます。
「ご飯をよく噛んで食べた」など、本当に些細なことから自分を褒めることを始めてみてはいかがでしょうか?
体のメンテナンスをする
子育て中は、体を酷使しますよね。
それだけではなく、髪の毛を切るなどのいつもならできることをしたくても、その余裕さえないことが多いでしょう。
そのため、体のメンテナンスをしてリフレッシュすることは、ストレスを発散するために有効な手段といえます。
整体やマッサージに行く
体を酷使するため、疲れが溜まったり、体のバランスが悪くなってしまったりすることが考えられます。
そんなときは、整体やマッサージに行くことで、疲れをとったり、体のバランスを直してもらったりすると楽になります。
とにかく眠る
睡眠不足が続くと、体だけではなくこころのバランスも崩れて、ストレスが蓄積するものです。
放っておくと、注意力がなくなったり、頭がぼうっとしてしまったりするなど、日常生活をする中で危険な状態に陥ってしまいかねません。
お子さんのお昼寝のときに一緒に眠っておくなど、一日の中でこの時間は必ず眠る、という時間を決めておくようにしましょう。
商品名 | めぐりズム 蒸気でホットアイマスク ラベンダーの香り(12枚入) |
価格 | 1,100円 |
メーカー | 花王 |
使い捨てタイプですが、良い香りがして、袋から出すとすぐに程よい温度になるのでとても使いやすいです。
良い口コミとして、
- 目が温まって気持ちいい
- 香りも良くて暖かいので気持ちいい
- 毎晩使っている
- 寝るときに使うと、目の疲れが癒やされてぐっすり眠れる
などがありました。
悪い口コミは特にありませんでした。
他にも、完熟ゆずの香りやカモミールの香り、森林浴の香りなど、種類がいろいろあります。
眠りにくいときなどに使ってみてはいかがでしょうか?
日光を浴びる
日光を浴びる、という行為は、体内時計を整えるだけでなく、ストレス解消にも役立ちます。
これは、「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されるためです。
精神を安定させる効果がある神経伝達物質。
喜びや多幸感を得たり意欲を感じたりさせる「ドーパミン」や、人の体がストレスを感じたときに分泌される「ノルアドレナリン」をコントロールする働きがある。
セロトニンが不足すると、攻撃性が高まったり、不安や抑うつ状態、パニックを引き起こしたりするとされています。
そうならないためにも、朝カーテンを開けたときなどに日光を浴びて、セロトニンを分泌させましょう。
気持ちに働きかける
気持ちが落ち込んだときや、ストレスに押しつぶされそうになったとき、次のようなことも有効だとされています。
音楽を聴く
リラックス効果のある音楽やクラシック、アップテンポで元気の出る音楽などが良いとされています。
ですが、気持ちが落ち込みすぎていると、うるさいと感じたり、聴きたくないと感じたりすることもあります。
そんなときは、思い切って暗い曲を聴いてみましょう。
無理やりに元気を出そうとしないで、落ち込んだ気持ちにとことん寄り添ってもいいのです。
とにかく泣く
泣くことも、ストレスを発散するために有効とされています。
涙には、コルチゾールという成分が含まれており、これを体外に出すことがストレスを解消につながるとされています。
別名「ストレスホルモン」で、その名の通りストレスを受けたときに脳から分泌される。
映画や小説、漫画、アニメなどを見て、思い切り泣くことで、すっきりしましょう。
笑ってみる
笑うことも、ストレス解消にはいいとされています。
笑うことで、白血球の一種である「ナチュラルキラー細胞」が活性化して免疫力が高まるとされています。
また、交感神経と副交感神経のバランスがよくなるともいわれています。
しかし、ストレスが溜まっていると、笑う気分にはなれないかと思います。
よろしければ、試してみてください。
※1 浅野みどり,古澤亜矢子,大橋幸美,吉田久美子,門間晶子,山本真実:自閉症スペクトラム障害の幼児をもつ母親の育児ストレス,子どもの行動特徴,家族機能, QOLの現状とその関連,家族看護学研究 16(3):157-167,2011
※2 道原里奈,岩本澄子:発達障害児をもつ母親の抑うつに関連する要因の研究―子どもと母親の属性とソーシャルサポートに着目して,久留米大学心理研究,第11号,2012
※3 岩崎久志,海蔵寺 陽子:軽度発達障害児をもつ母親への支援,流通科学大学論集人間・社会・自然編,12(1),2009
まとめ
少し長くなってしまいましたが、今回の内容をまとめると、次のようになります。
子育て中のお母さんによくあるストレス
- 自分の時間がない
- 育児と家事、仕事の両立が難しい
- 家族からの協力が得られない
- 子どもがいうことを聞いてくれない
- 予定やスケジュール通りに物事が進まない
- 周りから認められず、孤独を感じる
解消方法の例
- 自分の時間を作る
- 完璧にやろうとしない
- やってほしいことは具体的にわかりやすく伝える
- 自分で自分を褒める
- 体のメンテナンスをする
- 泣いたり笑ったりして気持ちに働きかける
子育て中のストレスを全く感じないようになることはできなくても、こまめに解消することでこころや体を守ることはできます。
振り返ってみれば楽しく充実した子育てだったと思えるように、ストレスとうまく付き合っていきましょう。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。