皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「発達障害 手帳 メリット」についてです。
この記事では、障害者手帳の種類と障害者手帳のメリットについて解説しています。障害者手帳を持っているとメリットがあるのは知ってるけど、具体的なメリットはよく知らない、という方も多いのではないでしょうか?
是非、最後までお読みいただきこれからの生活にお役立てください。
目次
障害者手帳の取得によるメリットとは
さっそく障害者手帳のメリットについてお話します。
まずはじめに、共通で受けられるサービスについて解説していきましょう。
・障害者雇用枠への応募ができる
・公共料金が安くなる
・助成制度がある
・所得税・住民税などの税金が軽減される
・自動車税・軽自動車税及び自動車取得税が控除される など
ざっくりとご紹介させていただきました。手帳の種類だけでなく等級や地方自治体によってもサービス内容が異なるので、事前に確認しておくことが大切です。
療育手帳のメリット
- 日常生活・外出の際のサポート
- 入所施設などの生活する場所の支援
- 税金の優遇
- 手当金の支給
- 高速道路など有料道路の料金が安くなる
- 都営地下鉄の運賃が安くなる など
精神障害者保健福祉手帳のメリット
- 障害福祉サービスを受けられる
- 税金が安くなる
- 施設使用料が安くなる
- 映画鑑賞料金が安くなる
- 交通機関が安くなる
- タクシーが安くなる など
サービスによっては同伴者や介助者も受けられることもあります。利用できるサービスについてはお住まいの担当窓口へご確認ください。
▼障害者手帳の他にも、国や自治体から手当を受給できる制度もあります。ご興味があればこちらも見てみてください。
そもそも障害者手帳って?どこで取得できるの?
既に3種類の手帳の名前は紹介していますが、それぞれどんな手帳なのかを紹介します。
障害者手帳は、3つの種類があります。
- 療育手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 身体障害者手帳
また、発達障害者手帳というものはありませんので、知的障害がある方に交付されるものは「療育手帳」になります。
手帳は複数持つこともできるので、発達障害とあわせて精神障害もある方であれば「精神障害者保健福祉手帳」も取得することができます。
ただし、「療育手帳」に有効期限はありませんが、「精神障害者保健福祉手帳」は2年に一度の更新が必要になるのでご注意ください。
障害者手帳のお続きに関しては市町村で異なりますので、詳しくはお住まいの担当窓口にお問い合わせください。各種手帳の担当窓口については以下の通りです。
療育手帳:
18歳未満の場合 児童相談所
18歳以上 知的障害者更生相談所(心身障害者福祉センターなど)
精神障害者保健福祉手帳:
市役所・町村役場の障害者福祉主管理課
特別区であれば保健所や保健センター
手帳って必ず持つべきもの?
手帳取得を考えるときに「手帳って必ずもつべきものなのか?」と疑問に思う方も多いようです。この疑問に対しては「必須ではない」という答えとなります。
もちろんですが、手帳は取得を義務付けられているものではありません。困っている方の困りごとを社会で助けようという目的のもと発行されるものです。
そのため、手帳で受けられるサービスが今の状況に不要なものであれば「もつ意味がない」という判断にもなるでしょう。不要なものはもたないという決断は、必要な人が必要なサービスを受けられる社会にもつながります。
一方で、現在困っていることがあり、それが手帳でカバーできるものならば、取得することをおすすめします。自分の状況を好転させるメリットがないかといった視点で、これまで紹介してきた手帳のメリットを再度見直してみてくださいね。
障害者手帳の取得によるデメリットとは
結論から言うとデメリットはありません。手帳を職場へ提出する義務もありませんし、やっぱり使わないなと思えば自分のタイミングで返納することもできます。
ただ、本人の気持ちとして「自分が障害者であること」を受け入れる覚悟が必要になってきます。それが問題なければデメリットは無いと言えるでしょう。
何より大切なのは、自分だけで抱え込まず限界が来る前に周りに助けを求めることです。
まとめ
- 発達障害(知的障害)がある方は「療育手帳」を取得しよう
- 精神障害もある方は「精神障害者保健福祉手帳」も同時に取得できる
- メリットは手帳の種類などによっても異なるが主に、就労・生活・経済の支援である
- デメリットはないが、しいて言うなら自分が障害者であることを認めなければならないことである
いかがでしたか?障害者手帳を取得するとこんなにもたくさんのメリットがあることが分かりましたね。しかし、少しでも不安を感じる場合は無理に取得や利用する必要はありません。
障害者手帳を取得するのも、利用するのも個人の自由です。自分が必要だと感じた時には是非、障害者手帳の取得を考えてみてくださいね。