皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「発達障害」「育てにくい」です。
発達障害って聞いたことはあるけど、詳しくは知らない…ってことありますよね?
私は今まで、発達障害についての知識がありませんでした。
ですが日々の子育てのなかで育てにくいと感じることがあり、何をしたらいいのかわからない…
ずっと個性だと思っていたけど、「もしかして、発達障害なんじゃないのか!?」と不安になりました。
そんな時「誰かに相談したいな」とは思うものの、誰でもいいわけではありません。
なかなか人に相談しづらい悩みを相談するのですから、安心できるアドバイスがほしいですよね!
私と同じように悩むお母さんが、まず何からしていけばいいのかを参考にしてもらえたらと思います。
目次
「育てにくい」と悩んだら、発達の専門家に相談を!
子育てしていて、どんな時に「育てにくい」と感じますか?
1歳~幼児期は、なかなか寝ない・癇癪がひどい・こだわりが強いなどです。
小さいうちは「個性」と思っていることが多いでしょう。
幼稚園や小学校へ行くころには、先生の指示を聞けない・落ち着きがない・集中できないなど、集団生活をおくるときに困る場面が増えます。
子育てしていて気になることや不安がある時は、一人で抱えこまず周りの人に相談しましょう。
発達の専門家に相談しました[経験談]
自分の子が「育てにくいかも…」と感じ、悩んでいた時期があります。
どうしたらいいのかわからず、子どもの担任の先生に相談しました。
学校や家での様子を話し合い、後日発達の専門家の方と面談・子どもを検査してもらいました。
医療機関を紹介することも可能とのことでした。
発達の専門家と聞くと、不安になりますよね。
ですが、相談してすぐに「発達障害」と診断がでることはありません。
その子の得意・不得意や性格などの、検査結果をもとにアドバイスしてくれました。
相談した後は子どもへの対応の仕方について担任の先生と共有できるので、相談して良かったと思いました。
相談できるところはどこ?
相談できるところは
- 子育て支援センター
- 地域の保健センター
- 児童相談所
などです。
また子どもの普段の生活を知る幼稚園や小学校の先生、スクールカウンセラーの方だと相談しやすいと思います。相談したところから、医療機関を紹介してもらうこともできます。
医療機関を受診するのに数ヶ月かかるなど、診断がでるまで何度も受診が必要な場合もあり、発達障害の診断まで時間がかかることもあります。
発達障害の程度にもよりますが、早めの受診をおすすめします。
育てにくいと発達障害なのか?
「発達障害の子は育てにくい」とよく聞くし、私もそう思っていました。
けれど、「個性」なのか、「発達障害」なのか線引きが難しいのです。
育てにくい子≠発達障害
育てにくい子だからといって、必ずしも発達障害なわけではありません。
発達障害のない子でも同じように行動・言動することはあります。
医療機関で医師が障害の程度によって診断しますので、自己判断はしないでください。
発達障害ってなに?
発達障害とは、「生まれつき脳の発達の偏りによる障害」です。
一つではなく、いくつかの発達障害を併せもつ場合があります。
- 自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)
- 注意欠如/多動性障害(ADHD)
- 限局性学習症/学習障害(LD)
- チック症
などです。
また発達障害には、
- 「社会性の障害(人間関係が苦手・トラブルになりやすい)」
- 「コミュニケーションの障害(自分の気持ちが伝えられない)」
- 「想像力の障害(変化に柔軟に対応できない)」
と3つの特徴があります。
知的発達の遅れや、発達障害の程度や傾向はひとりひとり違うので、周りの人には理解されにくい障害です。
他人との関係づくりやコミュニケーションが苦手なため、友人関係のトラブルが多くなることがあります。
ですが発達障害のある人は優れた能力を発揮することもありますので、得意なことを伸ばすと良いですね!
発達障害と診断されたら
医療機関で医師に発達障害と診断された後には、何か変わるのでしょうか。
- 今までわからなかった子どもの行動や言動の理解ができるようになる。
- 家族や周りの人が適切に対応できるようになる。
- 幼稚園や小学校で必要な支援、配慮をお願いしやすくなる。
発達障害の子が受けられる支援については、下記の【発達障害の子どもが受けられるサポートとは?サポートは親の負担も軽くする】で詳しい解説あり!
ただ診断がはっきりとつかない場合もあり、グレーゾーンと呼ばれています。 グレーゾーンの場合も、発達障害の傾向によるストレスで二次障害がおこることなども考えられるので、周りのフォローは必要です。 (二次障害は、うつ病や適応障害などがあります。)
発達障害の早期診断による誤診はデメリットとしてあげられていますが、療育を受けることを考えた時には早期診断で発達障害の診断があったほうが良いと思います。
まとめ
「育てにくい子」でも、子育てには問題なく、お母さんは悪いと思う必要はありません。
毎日いっしょうけんめい子育てしてきたのですから、自分を責めなくていいですよ!
自分の子が発達障害だったら…と悩んだり、診断がついたらつらいことも多いでしょう。
お子さんに関する発達障害についての知識や対応の仕方などを勉強する必要はありますが、今までの苦労は無駄ではありません。
発達障害の診断がでることによって、受けられる支援や配慮などもあります。
発達障害の子やご家族が笑って過ごせることが1番大切だと思います。