皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「発達障害 味覚」についてです。

発達障害のある子どもはそうでない子どもに比べて味覚が敏感です。一方、味覚が鈍感な子もいます。つまりそれが原因で
・食べれるものがほとんどない
・同じものばかり食べている
といった「偏食」に繋がってしまうのです。

偏食は栄養バランスが偏り子どもの成長を妨げます。そこでこの記事では、
・発達障害のある子どもの味の感じ方
・子どもが偏食しないためにはどうすればいいのか
・子どもの偏食の対処法とは
など、発達障害のある子どもの味覚について徹底解説!食事は生活の基礎である「衣食住」の一つです。子どもの健康のためにも是非、この記事を最後まで読んでいただけると幸いです。

発達障害のある子どもの味覚

発達障害のある子どもは、発達障害のない子どもに比べて感覚が敏感だったり、逆に鈍感だったりします。

以下の動画は発達障害のある子どもが食事をしている様子です。ひとつひとつの食材を「これは食べれそうかな?」と吟味しながら慎重に食べているようにも見えます。

そもそもなぜ発達障害のある子どもは、感覚が敏感だったり鈍感だったりするのでしょうか?

発達障害のある子どもは脳が違う

人間は外部からの刺激が加わると、脳を通じて感覚が伝わります。そして、その脳への信号が発達障害のある人とそうでない人で違うのです。

例えば、発達障害のある人とそうでない人が同じ音を聞いたとしても、発達障害のある人は「うるさい」と感じることがあります。つまり発達障害のある人がコロッケを食べると、「サクサクの衣が口の中で刺さって、痛くて食べられない」と言ったことが起きるのです。

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橋口
味覚が敏感であると食べられるものが限られてしまうんですね。
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小野田
その通りです。特に味覚が敏感だと変化がストレスになるため、決まったものだけを食べるようになります。

一方、味覚が鈍感だと
・味の濃さが分からない
・薄い味付けも濃い味付けも同じ味に感じる
といったことが起きます。

料理する時は自分の味覚を頼るのではなく、レシピに書いてある通りに作ることや、誰かに味見してもらうことが必要です。

「感覚過敏」と「感覚鈍麻」

感覚過敏とは、生活にも支障が出てしまうほど感覚がとても敏感な人のことです。これは味覚だけでなく、視覚、聴覚、触覚すべての感覚のことを言います。反対に、感覚がとても鈍感な人のことを感覚鈍麻〔どんま〕と言います。

しかし、発達障害のある人が必ずこのような症状があるわけではありません。人によって感じ方は様々です。また一方で、発達障害のある人がこういった症状を訴えることが多いのも事実です。

偏食の原因は感覚過敏

発達障害の偏食でもっとも多い原因は、先ほどお話した「感覚過敏」と言われています。

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先ほどコロッケを例として紹介しましたが、皆さんはどうですか?
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橋口
うちの子はブロッコリーのつぶつぶが嫌で食べれません。
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都築
私はしいたけを噛んだ感じが気持ち悪くて、小さい頃からずっと苦手です。
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小野田
そうですね。都築さんのように、味だけではなく「食感」が原因で食べられない人もいます。

他にも、
・芋類の「もそもそ」感が嫌い
・混ぜご飯のようにいくつか違う触感のものが混ぜられているものが嫌い
といったものがあります。

発達障害の人でなくても感覚の好みは誰にでもあります。また特定の食べ物を嫌う理由として、アレルギーであることも考えられます。

特に発達障害の子どもは伝えることが苦手です。食べることを拒否することで、「親に分かってほしい」という意味もあることを忘れないでください。

しかし、同じものばかり食べていては栄養が偏ってしまいます。では、偏食の対処法は果たしてないのでしょうか?

偏食は改善できる?

結論から言うと改善はできます。しかし、感覚過敏(鈍麻)は生まれ持った性質ですから、完全に治すというのは難しいでしょう。

発達障害のある子どもは、
・強いこだわりを持っている
・経験したことのないものへの極度の不安
といった理由から偏食をしていることがあります。まず「どうして食べられないのか」本人に理由を聞くことが大切です。

しかし、先ほどもお話した通り食品アレルギーのように体質の問題であることも忘れてはいけません。無理に食べさせてしまい嘔吐したり、嫌がっているのに食べさせるようなことをするトラウマになってしまいます。

最悪の場合、「食事が嫌い!」ということになりかねませんので、本当にその食材を食べられないといけないかを慎重に検討することが大切です。

偏食の改善例:調理法を変える

「食感」が嫌で食べられない場合の対処法です。発達障害の偏食を改善方法として、調理法を変えると食べられるようになるケースがあります。

硬いものが食べられない場合

硬いものが食べられない場合は、食材をフードプロセッサーにかけたり、水やお湯でふやかして触感を軟らかくしてあげましょう。

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軟らかいものが食べられない場合

次に、軟らかいものが食べられない場合です。軟らかいものが食べられない理由として、その食材の舌触りが苦手なことが挙げられます。食材を素揚げするなど、食感が出るような工夫をしましょう。

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小野田
工夫して調理すれば、今まで食べてくれなかった食材も食べてくれるかも知れません!

以下の動画では、野菜が食べられない子のためにホットケーキに野菜を混ぜて食べさせています。子どもたちに料理を手伝ってもらい食べるというのも、食事が楽しくなるひとつの方法ですね。

子どもの偏食を改善するための書籍も出ています。

発達障害児の偏食改善マニュアルposted with ヨメレバ山根 希代子/藤井 葉子 中央法規出版 2019年09月12日頃

偏食は「わがまま」や「好き嫌い」ではない

発達障害の偏食は特有の感じ方でありわがままや好き嫌いではありません。しかし、人それぞれの感じ方ということもあり、なかなか周囲から理解されないことも少なくありません。

小さい頃、学校の先生から偏食を指摘され無理やり食べさせられた経験がある子どもは、大人になった今でもトラウマを抱えています。それからずっと極端な偏食生活を続けていたら、糖尿病に…なんてことにもなりかねません。

偏食の子どもに対する注意点

やってはいけないこととして、
・無理やり食べさせない
・偏食はおかしいことだと決めつけない
・食べないことを叱らない
などが挙げられます。

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小野田
子どものことをよく観察して「何が食べられないのか」また「どうして食べられないのか」をよく知ることが大切です。
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子どもに寄り添うことが大切なんですね。
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小野田
そうですね。食べられないのは必ず理由があります。頭ごなしに食べることを強要するのは絶対にやめましょう。

まとめ

・発達障害のある子どもはそうでない子どもに比べて「味覚」が敏感(鈍感)
・子どもが食べられない食材は調理法を工夫する
・発達障害のある子どもの偏食には原因があり決してわがままではない

小さい子どもは上手に自分の意思を伝えることが出来ません。発達障害のある子どもなら尚更です。重要なのは、周囲にいる人間がいち早く子どもの偏食に気付いてあげられることです。

食事は生きていく中では欠かせないものです。子どもが食事を嫌いにならないよう、一緒に献立を考えたり、料理をしたりしながら楽しめるように導いてあげましょう。