皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「発達障害ぬいぐるみ」についてです。

子どもはぬいぐるみが大好きです。特に大事そうに抱きかかえているところはなんとも可愛らしいです。

そんなぬいぐるみですが、子どもが成長していけば次第にぬいぐるみを抱かなくなります。しかし、発達障害の子はぬいぐるみなかなか手放せないようです。

そこで発達障害の子にとってぬいぐるみは、一体どんな存在なのでしょうか?なかなか離れてくれない場合どうすればいいのでしょうか?無理に離した方がいいのでしょうか?

この記事はそんな疑問にお答えしたいと思います。

発達障害の子にとってのぬいぐるみ

発達障害の中でもASD(自閉スペクトラム症)の子は、感覚過敏やこだわりの強さという特性から、特定の手触りのものを好んだり、それにこだわって肌身離さず持ったりすることがあります

ASDについて詳しく書かれた記事がありますので、以下もお読みください。

これらをまとめると次のような特徴があります。

ASDの特徴

・空気を読むことが苦手
・興味があることには熱中するが、興味がないことに全くない
・強いこだわりがある
・コミュニケーションが苦手

ぬいぐるみに関しても同じことが言えます。発達障害の子は、自分の気に入ったものを成長してもなおずっと持っている傾向があります。そして苦手なお話をしなくてもいいぬいぐるみは、発達障害の子にとって、何も言わずにそっと寄り添ってくれる存在なのかもしれません。喋らない、かわいい、癒してくれる、お友達なのかもしれません。

子どもにとってぬいぐるみは安心グッズ

発達障害ならではの悩み

発達障害を抱える子どもたちは、親ではわからないほどの多くの不安を抱えている場合があります。感覚過敏によって心が消耗してしまっていたり、ストレスを抱えてしまったり、自己肯定感の低さゆえに、誰かから放たれた何気ない一言に傷ついてしまったりします。

そんな時に心を癒してくれるぬいぐるみのような安心グッズが1つでもあれば、心を落ち着かせる手助けになってくれることと思います。

発達障害を持った子どもは、そういう意味で普通の子よりぬいぐるみを手放す時期が遅れるかもしれませんね。

発達障害の子の生きづらさについてまとめた記事もありますのでよければ参考にしてください。

子どもにとってはぬいぐるみは「心の拠り所」

まだ小さな子どもにとって、母親は「自分と一緒に行動していた人物」です。行動するときはいつも一緒でした。おむつの世話もご飯もお散歩もどこでも一緒でした。

でも成長していく中で親は自然と離れていくもの。いつも一緒にはいられません。それに気がついた子どもは他のものを頼りにしようとします。それがぬいぐるみなのです。

子どもにとって、そんな自分と同じようだった親から離れるのは不安なことなのです。

avatar
小野田
大人が考えてみても、いつも一緒だった人がいなくなると不安になってしまいますよね。

ぬいぐるみは、その不安を解消するための「移行対象」としての役割を持っています。ずっと一緒だった母親からぬいぐるみに移ろうとするからこそ、ぬいぐるみが代わりとなって依存していくのです。

こちらはASDを持ったYouTuberのぬいぐるみに関する動画です。ASDの方や子どもがどのように考えているのかがまとめられていますので、よろしければご覧ください。とても参考になります。

安心グッズになっている

リタリコ発達ナビの記事によると、アスペルガーの発達障害を持った女の子はお気に入りのぬいぐるみを「肌身離さず」持っているとのことです。

友達と遊ぶよりも、ぬいぐるみと遊んでいる時や親がぬいぐるみの声をつけているときの方がリラックスしているとのこと。怒られた時にぬいぐるみをぎゅっと抱きしめて気持ちを落ち着けようとしていたりする姿を見ていると、母親は「娘にとってぬいぐるみが必要不可欠な存在だ」ということがわかったそうです。

安心できて、ストレスやネガティブな感情を和らげてくれる効果があるのではないかと考えられています。発達障害の子の体験談としてまとめられていますのでよかったらお読みください。

参考サイト:リタリコ発達ナビ アスペルガーの娘が肌身離さずぬいぐるみを持つのはなぜ?

Twitterでは、発達障害の子を持つ親が投稿していた、このような声も見つけました。抱っこしているぬいぐるみは寝る時も出かける時もいつも一緒なのだそうです。小さいと持ち歩けるのでいいですよね。

親から離れる成長の証

親ではなくぬいぐるみを抱っこしていると、親も楽になってくるとは思いませんか?

親ばかりに負担がかかるよりはぬいぐるみを抱きしめて子ども自身が自分で感情を落ち着かせている方が負担にならないかと思います。

外の世界は怖いこともたくさんあります。その怖いことを乗り越えるためにも安心できるものが必要なのです。安心できるものがなければ、外の世界に飛び込んでいくことはできないのです。ぬいぐるみ依存は自然な成長の一つで、とても喜ばしいことです。

大きくなってからのぬいぐるみはどうする?

小さい頃はぬいぐるみを安心グッズとして持っているのはよく見る光景ですが、小学生になり大きくなってからだと「いつまで持っているんだろう」と心配してしまう方も多いかもしれません。

しかし子どもにとってぬいぐるみとは移行対象なのでまだ自立できないのであればそれまで待ちましょう

どうしても気になるようであるならば、移行対象を変えてみるものいいかもしれません。調べていた中ではビーズクッションや小さなぬいぐるみなどがありました。

ここでは小さい子どもが喜びそうな「アンパンマン」と、大きく成長しても使えるデザインで可愛らしい犬の「ビーズクッション」をご紹介します。

商品名メーカ ー値段
それいけ!アンパンマン 抱き枕
WTY2004900 アンパンマン(1コ入)
西川1450円(2021/09/27時点)
こんな声が届いています

・手触りが柔らかいにもよらずしっかりしており型崩れしないのでぬいぐるみとして喜んでいるようです
・価格含めて大変満足です。
・タオル地で触り心地も抱き心地もよいです。

触り心地も良いようですので、感覚過敏を持った発達障害の子にとってはお気に入りの一つになるかもしれませんね。ほとんどの人が星を5にするなど、評価もとても高いようです。

商品名メーカー値段
抱きまくらL ハナ 48768-32りぶはあと2990円
(2021/09/25時点)
こんな声が届いています

・触り心地もかなり良いですよ
・可愛いし、肌触りもよく良き相棒です。
・とても可愛く子供が気に入り、早速一緒に寝てくれました
・触り心地、抱っこした感じとてもいいです。

触り心地や抱き心地に、多くの人が高い評価をつけています。一方で「思ったより小さかった」という意見もありますので、買われる際はご注意ください。

とはいえ子どもが今までのぬいぐるみがいいというのならば無理して変えないほうがいいかもしれません。

無理に切り離してはだめ

中にはブランケットやぬいぐるみをいつも持っているような「ブランケット症候群」ではないかと心配になる方もいるのではないでしょうか。ぬいぐるみを肌身離さずに持っているからといって過度な心配はいりません。

ブランケット症候群とは「お気に入りのブランケットや毛布を常に持ち歩いている状態。ブランケットに限らず、タオル、ぬいぐるみなど特定のアイテムを肌身離さず持ち歩く行動」を指します。

しかしそれは成長の過程で現れるものであり、必ずしも病気や障害に関わるとは限りません。どうしても心配な方は医師に相談してみるのもいいかもしれませんね。

それよりも大事に持っているものを取り上げてしまうことは、その子にとってとても大きなストレスになってしまいます。ストレスがより発達障害の特性を強めてしまうことも。成長をゆっくり見てあげたいものですね。

まとめ

この記事では発達障害の子にとってのぬいぐるみの意味と対応策について考えていきました。

  • 発達障害の子にとって素敵な友だち
  • 子どもにとって心の拠り所・安心グッズ
  • 大きくなってからは代用品も考える
  • 無理に引き離さない

成長していけばぬいぐるみを四六時中持たなくても生活できるようになります。それまでゆっくり成長を見守ってあげましょう。この記事が不安に思っている方や現状に困っている方にとって少しでもお役に立てれば幸いです。