皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「子供 靴 安い」についてです。
さて、皆さん!子育てにお金はかかるものですが、出来るだけ出費を抑えたいと思いますよね?特に、お子さんの靴に関しては「安いものがいい」…いえ、むしろ「安いものでいい」と思っていませんか。
この記事では、子供靴を買う時の選択肢と、靴を「安い」だけで選ぶべきではない理由などについて解説したいと思います。
目次
子供靴は「安いもの」を選ぶか「良いもの」を選ぶか
皆さんは、子供靴をどのお店でどのように選んでいますか?
まずここでは、靴を買う前、お店選びについての選択肢を紹介していきたいと思います!
安さなら「ヒラキ」と「西松屋」
「靴を安く買いたい」と思えば、ヒラキや西松屋というお店を真っ先に考えるかもしれません。
ヒラキには198円のキッズスニーカーがありますね。
西松屋では「イフミー」も取り扱われていますが、1000円前後の靴が多数あります。
このような安い靴は、コストが低いため買い替えの抵抗感が少ないというメリットがあります。
しかし、やはりと言うべきか、壊れやすい、足にフィットしない、靴裏が滑りやすいなどのデメリットがあります。
・安くて品ぞろえが豊富
・意外と安っぽくない
・西松屋では「イフミー」や「瞬足」の靴が安売りされている時がある
・安いスニーカーは通気性が悪い
・子どもが「足が痛いからイヤ!」と履きたがらない
この記事の趣旨からすると、基本的にオススメは出来ませんが…。それでも、格安で靴を買えるお店は子育てをする親の助けになりますよね。
▼ヒラキと西松屋のオンラインショップはこちらから
子どもの足に合った靴を選ぶなら「ゲンキキッズ」
ゲンキキッズは、シューズメーカーの「ムーンスター」が手掛ける、子供靴専門のお店です。
ゲンキキッズで靴を選ぶメリットは、何と言っても、専用の機械(その名も『フッ撮る』)で子どもの足を詳しく計測してもらえるというところです。しかも無料で! また、計測したデータはプリントされて受け取ることができます。
さらに、キッズシューズアドバイザーの研修を受けたスタッフもいるとのことで、子どもの足に合った靴選びをするなら、ゲンキキッズがぴったりだと言えます。
一方、ゲンキキッズの残念な所としては、①安値で買えるわけではない、②取り扱っている靴のメーカーが多くないというところです。
・ムーンスターの自社製品
・ニューバランス
・コンバース
とは言え、取り扱っているメーカーについては、この3つがあれば十分だと言えるかもしれませんね。
▼ゲンキキッズの公式サイトはこちらから
良い靴を安く買うなら
スポーツブランドやシューズブランドの靴をお買い得価格で買いたいなら、「メーカー公式オンラインショップのクリアランスセール」と「楽天市場のメーカー公式ショップ」がオススメです。
「公式オンラインショップのクリアランスセール」
いまやどの企業も自社のオンラインショップを運営しています。そして、そのオンラインショップでは通常商品とは別にクリアランスセールの項目があり、そこから安値で商品を買うことができるのです。
ちなみに、クリアランスとは「在庫を一掃する」という意味があります。つまり、クリアランスセールは、メーカーが抱えている在庫商品を安売りすることだと言えます。
このクリアランスセールの商品なら、人気ブランドの子供靴でも2000円台もしくは1000円台で買えてしまいます!
▼以下のブランドのオンラインショップでは、クリアランスセールの項目が確認できます。
- 【アディダス公式通販】キッズ/子供用 セール アウトレット
- 【NB公式アウトレット】ニューバランス キッズ
- 【NIKE公式】キッズ クリアランスセール シューズ
- キッズ クリアランスセール|ASICS
- 【PUMA公式】キッズ セール シューズ
「楽天市場のメーカー公式ショップ」
皆さんは「楽天市場」を利用していますか?
実は一部のメーカーは公式ショップを楽天市場に出店しています。
楽天市場と言えば、楽天ポイントや値引きクーポンを利用してのお買い物や、定期的な大幅値引きセールなど、何かと欲しいものがお得に買えるイメージがありますよね!
こうしたサービスを組み合わせれば、ちょっと高い靴でも意外と安値で買えてしまうでしょう。さらに、靴を買えばその分のポイントも獲得できますから、この方法はかなりお得と言えます。
▼以下が楽天市場に出店しているメーカー公式ショップです。
サブスクという選択肢も「Kutoon」
皆さん、子供靴のサブスクサービスがあることをご存じしょうか。
ちなみに、「サブスク」とはサブスクリプションの略で、元々は定期購読という意味で使われていた言葉です。つまり定額で一定の期間、商品を利用する権利を得るというイメージです。
Kutoonは、定額で子供靴をレンタルして利用できるサブスクサービスです。
Kutoonには、①1500足以上の中から選べる、②いつでも何度でも交換できる、③クリーニング設備があるためキレイな靴を履ける、④汚れた靴はそのまま返却して大丈夫、⑤メーカーごとの適切なサイズを簡単に調べられる「ピッタリサイズ検索」があるというメリットがあります。
ただし残念な所と言うべきか、取り扱っている靴は基本的には中古のもので、かつレンタルのサービスですから、後述する「履き癖」の問題が心配です。
Kutoonの公式サイトは品質ポリシーを明記しているので、よろしければそちらもご覧ください。
さて、Kutoonの月額料金は以下の通りです。
1ヵ月契約 | 3ヵ月契約 | 6ヵ月契約 | 12ヵ月契約 | |
1足プラン | 1,430円 | 1,375円 | 1,320円 | 1,210円 |
2足プラン | 1,925円 | 1,815円 | 1,727円 | 1,540円 |
3足プラン | 2,750円 | 2,596円 | 2,453円 | 2,255円 |
4足プラン | 3,465円 | 3,190円 | 3,058円 | 2,860円 |
3ヵ月に1回、3000円以上する靴を買うよりは、例えば1足(12か月)のプランを契約して月々1210円の料金を支払う方が感覚的には楽だと思えるかもしれませんね。
また、全てのプランを30日間無料で体験することができるので、お試しで利用して見るのも良いでしょう。
▼Kutoonの公式サイトはこちらから
子供靴は「安い」だけで選ぶと危険!?
一体、なぜ子供靴を安さで選ぶべきではないのか。その理由について、見ていきましょう!
子どもの靴は安く買いたい!
…とは言え、やはりお子さんの靴を買う時に値段は無視できないポイントですよね。
まずは、靴を安く買いたいのはどうしてか、整理してみましょう。
理由1:子どもの足は大きくなる
子どもは日々成長しますし、足のサイズもすぐに大きくなりますよね…。
子どもの足の成長に合わせてサイズアップしようとすれば、3ヵ月に1度くらいのペースで新しい靴を買うことになります。
そのたびに高くて良い靴を買うわけにはいきませんよね。
理由2:壊れる
子どもはたくさん走りますし、飛び跳ねます。それに、履く時にかかとを踏んじゃうことも多いです…。
子どもが履く靴は、とにかく壊れやすいものですよね。
その点、安く買った靴なら悲しくならずに済む、と言えます(笑)
ただし注意したいのは、「安物」だから壊れやすいという場合もあるということです…。
理由3:汚れる
子どもが靴を汚すことは、壊れるのと同じくらい親を悩ませるものではないでしょうか。
もちろん、洗えば汚れは落とせますが、靴を洗うのって結構面倒ですし…。
この点についても、前の項と同様、安く買った靴であれば、受けるショックも多少やわらぐかもしれません。
理由4:靴は高くなくてもいいと思う
他人から見られる時、パッと目に付く洋服に比べて、視界の端に映る程度の靴なら…と。もしかしたら、そう思う方も多いかもしれません。
ブランドやメーカー、機能性にこだわらなければ、安くてかっこいい(かわいい)靴を買いたくなりますよね。
「安い」とはどれくらいか
しかし実際のところ、子どもの靴の「安い」とはどれくらいの価格でしょうか。
総務省が毎月発表している『小売物価統計調査』を基に、全国の子供靴の平均小売価格を計算すると、なんと3857円となっています!(※2021年10月の数値)
この調査はお店で売っている商品の値段についてのものなので、参考になるか分かりませんが…。
どうでしょう、「それはちょっと高いな」という印象を受けませんか?
先述の子供靴の平均小売価格の半分位、つまり1000円台、ないしは2000円台で買えれば、たしかに「安い!」と言えるかもしれません。
もちろん、1000円以下で買える靴もあります。
靴選びは子どもの発達に関わります!
「安い」より「発達を支えるため」の靴選び
「子ども」と一言で言っても、乳児、幼児、就学以降とでは全く違いますよね。
「立っち」ができたら | プレシューズ |
「よちよち歩き」には | ファーストシューズ |
「走る」「ジャンプする」ようになったら | セカンドシューズ |
小学生以降 | 運動能力をサポートする靴 |
そして、それぞれには次のような機能が求められるとされています。
・ソールが適度に薄く裸足感覚で歩ける
・軽くて歩行の練習がしやすい
・かかと部分が支えられる
・足首をしっかりホールドする
・靴底が安定している
・柔らかい素材で足に負担がかからない
・つま先があがっていて転びにくい
・激しい運動でも保護してくれるクッション性
・正しく歩けるように促す
・足の発達をサポートする
・クッション性がある
・足のアーチを支える
参考:ミキハウス|ミキハウスのシューズ
【ASICS公式】子供の身体の成長過程と足の特徴
NHK すくすく子育て情報-赤ちゃんの足と靴
ケチって「大きすぎるものを買う」はダメ
皆さんの中には、「子どものためにちゃんと高い靴を買っているよ」という方がいるかもしれません。
しかし、その靴を買う際に、お子さんの足に合ったものが選べていますか?
靴のサイズを選ぶ際には、次のような手順がオススメです。
・靴の中敷きを取り出す
・中敷きのかかと部分に足を合わせる
・つま先の余裕を見る(0.5~1cm程度の余裕があるか)
また、子供靴ブランドの「イフミー」が提供しているアプリ「ぴったりIFME」(iOS版のみ)と、イフミー公式サイトから無料ダウンロードできる「オリジナルスケール」は、子どもの足を測るためのツールとして使えます。
▼イフミーのアプリはこちら
▼無料ダウンロードできる「オリジナルスケール」はこちらから
【イフミー公式】子供の足の正しいはかり方
「お下がり」は避けるべき
靴は新しいものを買うのではなく、お兄ちゃんやお姉ちゃん、親せきや知り合いからのお下がりを履かせているよ、という方も多いかもしれませんね。
見た目がきれいなら問題ない…と思いきや、残念ながらそうではないのです。
他人が履いていた靴には、その人の「履き癖」がついています。そして、足の形や歩き方は人それぞれです。
他人が履いていた靴をお下がりでお子さんに履かせていると、足の成長や歩き方に影響が出てしまうというわけです。
発達障害のお子さんに必要な靴選び
発達障害とは、「自閉スペクトラム症」「注意欠如・多動症」「学習障害(限局性学習症)」などの総称です。
▼発達障害ってなに?という方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
実は、発達障害のお子さんには、靴の配慮が必要な場合があります。
外反足や偏平足気味であるという発達障害のお子さんには、創業当初、偏平足などの矯正靴メーカーだった「ニューバランス」の靴がオススメです。
参考:【NB公式】ニューバランス|はじめての方へ
※ニューバランスの靴については、前述したメーカー公式オンラインショップなどから購入すると良いでしょう。※
「手先が不器用」「こだわりが強い」という特性による靴の悩みがある場合は、結ばなくていい靴ひもがオススメです。
価格(楽天市場の場合) | 288円(税込) |
ネット上の口コミ
- スポーツシューズに装着したら、競技中に靴ひもがほどけることがなくて快適
- 靴をさっと脱いでさっと履くことができる
- 子どもも靴が履きやすくなったと喜んでいる
- カプセルの穴が小さくて紐を通せなかった
価格(楽天市場の場合) | 979円(税込) |
ネット上の口コミ
- フィット感が良い
- 全体が締められるから履き心地が良い
- 靴ひもを結ぶのに不安があった子どもでも簡単に脱ぎ履きできる
- 長さが余るので、カットして使えるとなお良い
良品の靴を安く買うことが最高!
お子さんの足の発達のため、高い品質の靴を、家計の負担にならない程度の金額で買ってあげられれば最高ですよね。
すでに紹介した、「メーカー公式オンラインショップのクリアランスセール」や「楽天市場のメーカー公式ショップ」あるいは「Kutoon」などの選択肢から、靴選びを行ってみると良いでしょう。
靴は「履き方」も気にしたい
さて、靴の選び方や買い方について解説してきましたが、実はどんな靴を履くかということと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なことがあります。
皆さんのお子さんは正しく靴を履けているでしょうか。
ここでは、早稲田大学の研究員であり、「靴教育のエキスパート」でもある吉村眞由美氏が推奨している靴(マジックテープ1本のものの場合)の履き方を紹介します。
ステップ0:椅子などに座って両手を使うこと
ステップ1:ベルト(マジックテープ)と靴のベロを引き上げ、履き口を広げる
ステップ2:足を靴に入れる
ステップ3:かかと部分で地面をトントンと蹴る(かかとを固定する)
ステップ4:フワフワとチクチク両方のベルトを引き寄せる
ステップ5:ベルトを留めて固定する
ここで注意したいのが、大人も子どもも、ほとんどの人がやってしまう「つま先トントン」の履き方は、間違った履き方だということです。
吉村氏いわく、靴は設計上、かかとがしっかりと合った状態の時に最も良い形で動くようにできているので、履く時には「かかとトントン」が良いということです。
参考:靴教育のエキスパート 吉村 眞由美 オフィシャルサイト CONCEPT
まとめ
今回の記事では、以下のことを解説しました。
- 子供靴を買う時の選択肢
- 子供靴はすぐサイズアウトする、壊れる、汚れる、高い物じゃなくていいと思うから安く買いたい
- 子どもの成長を支えるための靴選びが重要
- 靴は「履き方」も大切
親の皆さんが、子どもの靴にあまりお金がかけられない実情はよく分かります。
そんな中でも、皆さんの本音としては、子どもの成長のためと思えば良い靴を買って履かせたいですよね。
やっぱり、良品の靴を安く買えれば最高でしょう
この記事で紹介した情報が、皆さんの子供靴に関するお悩みの解決や、文字通りお子さんの成長を下支えする靴選びにつながれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。