皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!
今回のキーワードは「子育て中の妻へのプレゼント」についてです。
感謝を伝えるつもりが裏目に出て怒らせちゃわないかとか・・・
目次
プレゼントすれば何でも喜ぶわけではない
子育てが始まると、独身時代に喜ばれたプレゼントとは変わってくることもたくさんありますね。
授乳中だとカフェインレスや糖質脂質が制限された食事にしているとか、子どもの誤嚥や破損を考慮してアクセサリーはつけなくなったとか。
世の中にはそういった、ママ目線に開発された商品はたくさんあります。夫としても思わずプレゼントしたくなる物も見つかるでしょう。
しかし、残念なことに、ただ直感だけでプレゼントをしても喜ばれないこともあります。
子育て中の奥さまが本当に欲しいもののポイントを分析していきましょう。
どこで思いはズレるのか?
奥さまも、あなたからのプレゼントが嬉しくないわけではありません。
ただ、うれしい割に日々の困りごとを共有できない状況に陥るのが悲しいのです。
奥さまだけのものを視野に
子育て中のママ向けの商品の中にはジュエリーや財布に、イニシャルなど名入れができる商品もあります。
「お子さまと奥さまの名前を一緒に入れる」のをおすすめしているものがありますが、万人が喜ぶわけでもありません。
あくまで「奥さま個人のため」とする方が無難な人もいます。
基礎化粧品・コスメ
産後のお肌の質感の変化に悩む女性も少なくありません。普段はなかなか手が出せない、高価な基礎化粧品のお試しセットなども一つの手。お肌の弱い人にも使えるスキンケアなど、色々な商品展開もあります。
化粧品の好みは違いますから、サプライズにするより奥さまと相談しながら決めるのも良いでしょう。
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特徴 | 高級基礎化粧品SK-Ⅱより人気のお試しセット! |
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特徴 | 敏感肌にも優しいボディマッサージオイル。アロマの香りで癒やされます。 |
夫から贈られて重くならないか考えないとですね。
リラックスグッズ
入浴剤・ヘアケア・頭皮ケア・マッサージ器・・・様々なケアグッズがあります。
例えば、産後の髪質や抜け毛にショックを受ける女性には、ヘッドマッサージ器。
髪や頭皮のケアは頭部の血行や肩こりにも繋がっているのでケアできれば一石二鳥です。
普段は手を出せないトリートメントやマッサージ器で、奥さまを「子育て役」からしばし解放できると良いですね。
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特徴 | 近年注目の体験型ギフト!近くに店舗があるか、あるいは旅行のついでに使える場所にするかなど事前にチェックを。 |
スイーツ・グルメ
上述の通り、お食事に注意がある奥さまにはそれに応じたチョイスを考えてあげましょう。
「食べれば物が残らない」という良さがあるので、ライトなプレゼントにもなるスイーツやグルメ。
けれども「プレゼントしたら終わり!」という安直な考えは伝わります。
本来のあなたらしい思いやりは、より良いものにつなげていく素敵なきっかけになるはずです。
真心もちゃんと伝わります。
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子育てに関係するもの
アクササリー・小物
一見奥さまだけの物に見えますが、往々にして年齢や立場などで変化が生じるのがアクセサリーや小物類。
子育て中に普段使いできる防水時計やスマートウォッチも人気です。
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特徴 | 防水でシリコンラバー。引っかかりのないデザインなので子育て中にぴったり。 |
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特徴 | メンズファッションの「D-COLLECTION」の中から華奢で引っかかりの少ないデザインをチョイス。 あまりキラキラが目立つものは、キラキラにこだわりのあるお子さんに要注意。 アレルギーフリーをプレゼントにするには安価になりがち・・・とお悩みの場合は「ママ向けジュエリー」のショップを色々探すのもおすすめ。 |
バッグ・母子手帳入れ・財布
「子どもを抱っこしてても出しやすい」とか、「カード類が一つにまとまる」「カギをしまえる」など、機能が充実した物が増えています。
安価で機能的なものは自分で選ぶ方がいいかもしれませんが、少し高級な感じのマザーズバッグのプレゼントも悪くはありません。
▼子育て用のバッグは下記の記事にも詳しく解説されています。
キッチングッズ・家電
お掃除ロボや食洗機。導入されていないご家庭なら絶対的候補です。
安価ではありませんが、なかった方が良いという声はめったに聞きません。
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サイズ | 40L x 30W x 13H mm |
特徴 | 価格と性能が安定したスタンダードな商品。水拭きしてくれるものなど、いろいろな商品があるのでその他も参考に。 |
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サイズ | 34.4D x 55W x 59.8H cm 50L (4人家族分) |
特徴 | 設置工事が必要なタイプ。水栓から直接給水できるので手間が省けます。ご家庭のキッチンに合わせて他の商品も参考に。 |
・奥さまの好みや現状にマッチしたものを見極めて。
・キッチン用品や家電、子育て用品は自分も使うものとする。(実際に奥様が使うことがメインでも)
・無理なサプライズより、実際にほしいものをヒアリングする。
・日々の困りごとを把握して協力する手立てに。
プレゼント効果100倍!? 物よりも大切な事
普段の生活の中で、奥さまがストレスを募らせるような事が重なっていては、せっかくのプレゼントもむなしい物になってしまいます。
言いませんけどね・・・
少し次の項目に進んでみましょう。
Twitterで「子育て 妻 プレゼント」で検索した際、上位tweetを席巻したのが「一人の時間」でした。
他人のtweetとはいえ、これはあなたの奥さまの、切実な声でもある事は決して見逃してはいけません。
例えば、奥さまは美容院に行くためにどんな準備をされているでしょうか?
そう、お子さんを安心できるところへ預けます。
ご両親の他、保育園の一時預かり・デイサービス・シッターさん・ファミリーサポート。
これらのサービスは要支援のお子さんであっても、ひとたびお預かりすると決まったら、多少困ったことがあっても奥さまに連絡せず、責任を持って対処します。
父親力テスト!
いきなりですが、あなたがお子さんだけを連れて帰省するって、考えたことはありますか?
要支援のお子さんをつれての夫の実家への帰省。定型発達のお子さんに比べ、重圧のレベルが違います。
ご両親へのお子さんの特性についての説明は夫である、あなた自身からできると素晴らしいです。
しかしそこに、高い壁が立ちはだかるケースもありますね。
あなたの親御さんがそうとは限りませんが、世のご両親の中には、例えば「夫婦どちらのせいでこの子はハンディを負ったのか?」などという、どうにもならない質問を奥さまに繰り出しかねないことがあります。
実の親子でも失礼ですが、それを他人であるはずの奥さまにぶつけられたらたまったものではありません。
奥さまが一緒に帰省するときでも、そのようなマナー違反がないようにしておきたいものです。
お子さんとの生活について、一定の理解を得る、あるいは得られないなら奥さまを矢面に立てないという役割を担うのが夫です。
もしあなた自身が、一人でお子さんを連れて帰省するのに相当疲れた場合は、奥さまにとってはその数倍困難な場だったと言えるのです。
あなたのご両親に、おじいちゃんおばあちゃんとして、どのようにお子さんと接してもらうかをレクチャーするのは奥さま一人の仕事では絶対にありません。
そういった家族間の交通整理ができるかどうかは、正にこの「奥さんに一人の時間をプレゼント」が、できるかどうかの「父親力」が基礎的に左右すると言っても過言ではないのです。
過酷すぎません?
奥さま一人の問題で片付けられません。
いざ、お父さんと過ごそう!
寝食を共にしているお子さんの特性を、全く知らない事はありませんね。
それでも奥さまの方が上手にやっているのはただ、奥さまが何気なく使っている育児ハックがたくさんあるという違いです。
奥さまやプロの療育者も決して完璧ではありません。
実際にあなた自身が一人でお子さんに向き合うことで、あなたならではの対応を生み出す事もできます。
医療的、療育的前提も合わせて、シミュレーションしてみましょう。
療育上のNG
アレルギーはもちろん、医療上の問題でカロリー制限があったり、水分摂取の注意、お薬など、お子さんにはどのような配慮や管理が必要でしょう?
また、ゲームの時間などのルールを決めているご家庭も多いはず。療育的にも、お子さんの今の課題に即して、守らせるべき約束は守らせて下さいね。
お子さんは賢いので、一度甘やかされたことはしっかり覚えて癖になってしまうことがあります。
困った場合の対処法なども合わせて、やってはいけない細かいルールは日々確認して下さい。
お風呂やお手洗い
お出かけや外泊に限らず、お風呂やお手洗いへの関わりは大切な意味があります。
同性のお子さんであれば、成長しても身体をきちんと洗えているかなどを確認をすることができます。
いずれ、髭を剃ることや異性とのマナーなど、お父さんから教えやすいことはたくさんあります。男の子だからと言って性被害に合わないわけでもありません。
お風呂やお手洗いを教えることは、適切な性教育について、ご家庭で取り組む第一歩になります。
そこでチェックポイントを一つ紹介します。
お風呂のお世話で見落としがちなのが、服を着るときです。
普段からお風呂に入れるのがお父さんというご家庭はよくありますが、お子さんは今、どのぐらい自分で着替えられるかご存じでしょうか?
全部着せてあげるのか、着る方向などをセットしておけば自分で着られるのか、見守るだけで自分で着られるのか…?ぜひ一度確かめてみてください。
お子さんの日常を実際に把握できているというだけで、あなたの行動は確実に変わります。
そうなることで、奥さまの夕方以降の負担が大幅に減ることにつながるのです。
▼お風呂やお手洗いの関連で性教育に関するおすすめ本はこちら
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概要 | 性教育コミックの決定版! 著者は教員免許更新講習や放送大学などでも多くの教育者の指導に当たる、村瀬幸浩先生。 あまた出版される性教育本の中でも、情報の確かさや安定した表現で嫌悪感や抵抗感の少ない良書。 子育て夫婦で共有したい一冊です! |
出かける準備を奥さまだけに任せない
ハンカチ、ティッシュ、水筒、帽子、マスク、除菌アルコール、ゴミ袋、お薬、ある場合は療育手帳。
夏場のレジャーや公園なら虫除けなども。
顔に塗るときは一度手のひらにとって。首回りや耳の裏などはタオルで顔を覆った状態で吹きかけてあげましょう。
お出かけ準備に慣れたお父さんは頼もしくて最高です!
外食やお買い物
学校にもよりますが、小中学校の特別支援学級では、時々外食やお買い物に行きます。これは、楽しむためだけではなく、いずれも家庭だけではカバーしづらい社会経験の項目として、定期的に取り組む学校もあるのです。
一見これまでもやってきたと思われそうですが、実はこれらは奥さまへの依存で成り立っていることが多いのです。
奥さまから離れた場所で、社会経験がどれだけ成り立つか、ぜひ課題と達成できている部分を確認してみてください。
お買い物は買ってもらうのではなく、自分で決まった金額以内のものを選んで、自分のお財布から支払います。
そして外食は、公共の場でお食事をする体験です。
食事は、お子さんが社会に出た時に、最も名誉を左右するマナーの一つです。
立ち歩きや食い散らかし、口に食べ物が入ったまましゃべる、お箸で指さすなど、周りの人が不快になる点があれば、気持ちよくお食事できるマナーを教えてあげましょう。
コンビニのおにぎりも、自分で食べることができるかなども、お父さんとでなければ見えてこないことも多いですよ。
お子さんへの理解と周囲への配慮
お父さんだけとのお出かけで、お子さん自身、普段と違って不安になって困らせてしまうこともあるかも知れません。
これから行く場所や何時から何時までか、何で移動するかなど、お子さんの見通しがつく準備や、お子さんの困り感に備えた絵カードなどがあれば、持って行くと助かります。
また、お子さんの課題の対処も大切です。
道行く人を指さして突然「あの人、おじさんかな?おばさんかな?」と、でっかい声で叫んでしまう・・・
苦笑いするだけで知らん顔しないで下さいね。
不快な思いをさせてしまった人にはきちんとあなたが謝ったうえ、「人の見た目を指さして言うのはとても失礼」とすかさず教えてあげて下さい。
必ず報告を
約束の時間にようやく帰宅。
お子さんを一人でお世話するのは大変だったでしょう。
だからといって「何も言わず寝かせてくれ」なんて背中を向けると、その苦労が水の泡になってしまいます。
どんな遊びをしたか、何を食べたか、普段とは違った様子をぜひ聞かせてあげてください。
お子さんがいつもと違う経験ができることは、奥さまの心の荷はそれだけ軽くなるということです。
奥さまからのダメ出しを恐れない
「自販機のジュース、我慢させてくれた?」「や~、俺には無理だったわ。」「なんでよー!?せっかく教えてきたのに!」等・・・本当のところ、ありがちです(苦笑)
頑張っていたけどやむを得ずルールが守れない事もあります。
支援のプロでも対応に苦戦するほど難しい事は多いです。奥さまをがっかりさせたくはありませんが、お子さんの生活のためには正直に伝えて下さい。
うまくいかなかったことを客観的に反省しつつも、まずは奥さまの普段の頑張りがそれだけ大変だったんだということを理解し、受け止めましょう。
大変な場面もあったと思いますが、お父さんと過ごしたことはお子さんにとってそれ以上の経験を得ることができたはず。
お子さんも養育者もロボットではありません。
一緒にいる養育者によって態度が変わったり、また、全ての人が同じ支援ができるわけではない・・・そんな世界でお子さんは成長します。
そんな不安定な世界も、お父さんが一緒なら、お子さんは安心して社会に繋がることができるでしょう。
ミスの一つがあなたの価値ではありません。
奥さまはきっととても感謝しています。
将来の不安を募らせてしまいそうで・・・
でも思い切って「今」に集中した方が気持ちが楽になったんじゃないですか?
自分だから協力できるって事が分かると、感じが変わりますね!
「奥さまの一人の時間を作る」という計画は、普段の積み重ねから作る物なので時間がかかります。
まして、お父さんとのお出かけは、お子さんにとってもハードルが高いもの。
それをあなた主導で働きかける必要があるのですから、本当に骨が折れます。
ですが、お子さんのために力を合わせるのは、ご夫婦お二人だけではありません。
ぜひ担当の支援者とも目標や課題を共有して、より良いサポートを得て下さい!
デイサービスRISEなど、各支援機関はご家族皆さまのお力になるためにあるのです!
まとめ
奥さまに日頃の感謝を伝えるのは、物をプレゼントするだけではない現状が浮き彫りになりました。
子育てを共にする姿勢が、奥さまへのプレゼントを最高の物に変えるポイントなのですね。
奥さまにプレゼントしたいという素晴らしい思いが、しっかり届けられたら良いですね。