皆さんこんにちは!本日も知って役立つ情報をみなさんと共有していきます!今回のキーワードは「発達障害にまつわるウワサ」についてです。

昨今、テレビで発達障害を取り上げられることが増えてきていますね。今、発達障害という言葉は、徐々に世間にも浸透してきていると言えます。

また、発達障害と診断される子どもが増えている実情もあります。

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都築
発達障害について、正しい情報を求める人が増えています。
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橋口
しかし一方で、子育て中のお母さん/お父さんを不安にさせるウワサもあります。

今回の記事では、親に子どもの発達障害を疑わせるウワサについて、その真偽などを解説していきたいと思います。

発達障害にまつわるウワサ

「〇〇だと発達障害」「〇〇が出来ないと発達障害」など。

発達障害という言葉の普及に合わせて、子どもが発達障害かどうかを簡単にチェックする方法などが、主にネット上で散見されるようになりました。

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都築
その情報から、お子さんの発達障害を疑う方もいると思います。
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橋口
ですが、発達障害についての間違った情報、あるいはビミョーな話も見られます。

ここで前もって、皆さんに理解しておいてほしいことがあります。

それは、発達障害かどうかは医師などによる診断を受けなければ分からないということです。ネット上の民間療法的なチェック法は、あくまで入り口でしかないので、すでにご存知の情報もこれからご紹介するも、そのつもりで捉えていただきたいと思います。

それでは、次から発達障害にまつわるウワサ、あるいは世間が発達障害に対して抱いている偏見的な認識について見ていきたいと思います。

赤ちゃんの頃に手がかからないと発達障害?

「赤ちゃんに振り回されている」と感じているお母さんは、多いのではないでしょうか。

しかし他方、「うちの子、全然手がかからなくて楽よ」というお母さんもいらっしゃるかもしれません。そんな中。

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都築
「手のかからない赤ちゃんは発達障害」という話があります。

実は、この話は一定の信憑性があると言えます。ただし、「全ての手のかからない赤ちゃんが発達障害」というわけではありません。

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橋口
発達障害だから手がかからない場合と、難聴だからという場合、そして障害はないけど手がかからないという場合があります。

▼手がかからない赤ちゃんは発達障害なの?の記事も、よろしければ合わせてご覧ください。

ハイハイの仕方がおかしいと発達障害?

「うちの子、ハイハイが上手にできないの」あるいは「わが子が全然ハイハイをしない」ということで不安に思うお母さんもいらっしゃるでしょう。

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都築
ハイハイの仕方がおかしい場合、発達障害かもしれないという話があります。

発達障害の1種に、発達性協調運動障害というものがあります。

ハイハイが上手にできない、ハイハイの仕方が変、ハイハイをしない。このような子どもは、もしかしたらこの発達性協調運動障害かもしれないと言えます。

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橋口
ただしこの話も、発達性協調運動障害の場合とそうでない場合とがあります。つまり、発達性協調運動障害の可能性がある、ということです。

▼ハイハイをしない子どもは発達障害なの?の記事も、よろしければ合わせてご覧ください。

学校でトラブルを起こす子どもは発達障害?

「発達障害はトラブルメーカー」というのは、残念ながら一般的な認識かもしれません。さらに、学校でトラブルを起こしてしまう子が「発達障害ではないか」と見られることもあります。

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都築
トラブルを起こす子どもは発達障害という話があります。

確かに、発達障害の子どもは集団になじめなかったり、感情のコントロールが難しかったりといったことから、友達関係や学校生活の上で、トラブルを起こしがちです。

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橋口
この話は、ある程度「そうだ」と認めざるを得ないところです。ただし、「発達障害の子どもが悪いからトラブルが起きる」という認識は誤りですが。

▼発達障害の子どものトラブルについての記事も、よろしければ合わせてご覧ください。

独り言が多い子どもは発達障害?

子どもが一人遊びをしている時、独り言を言うことがありますよね。

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都築
独り言が多い子どもは発達障害という話があります。

実は、発達障害の子どもは独り言が多い、というのは間違った話ではありません。

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橋口
発達障害でも、特にASD(自閉スペクトラム症)やチック症の子どもは、独り言を言うという特徴が見られる場合があります。

もちろん、一人で遊んでいる時の独り言など、発達障害とは無関係のものもあるので、一概に発達障害に結び付けることはできませんが。

▼独り言が多い子どもは発達障害?の記事も、よろしければ合わせてご覧ください。

発達障害は親のせい?

発達障害は遺伝性があるということは、すでにお話ししましたね。しかし、遺伝するというだけでなく、環境要因(周囲の環境から影響を受ける)という見方もあります。

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都築
発達障害は親のせいでは、という話があります。

発達障害のお子さんを育てるお母さん・お父さん方からすれば、こんな話は聞き捨てならない、といったところでしょう。

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橋口
親のせいで発達障害になる、というのは間違った情報です。親の育て方で発達障害になることはない、というのが現代の考え方です。

▼発達障害は親のせい?の記事も、よろしければ合わせてご覧ください。

発達障害なら好きにやらせるべき?

発達障害の子どもは、よく「個性がある」や「従来のやり方は合わない」と言われます。

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都築
子どもが発達障害なら好きにやらせる方がいい、という話があります。

確かに、発達障害の子どもに対して、口うるさく注意して、指示通りに何かをやらせるというのは不適切です。ですが。

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橋口
「好きにやらせる」や「放っておく」というのは、適切ではありません。発達障害だからこそ、特性に合った教育や療育サービスを積極的に受けた方が良いと言えます。

発達障害の子どもは、その成長過程で何らかの困りごとを抱えることが多いです。しかし、早期から療育を受けることで、その困りごとを軽減することができるとされています。

▼療育についての記事も、よろしければ合わせてご覧ください。

ここまで、発達障害にまつわる様々なウワサ、あるいは迷信を見てきました。

お子さんに「発達障害」の疑いがあるのなら

この記事を読んで、あるいはこの記事を読む前に、「もしかしたらわが子が発達障害かもしれない」と思った方。

そんな時はまず、小児科や児童精神科などの医療機関での診断を受けることをお勧めします。

というのも、発達障害であるという診断を受けると、前述した療育サービスを公的に利用することができます。繰り返しになりますが、お子さんがもしも発達障害だとしたら、早いうちから療育を受けることが最善手なのです。

▼お子さんに発達障害の疑いがある場合、よろしければこちらの記事もあわせてご覧ください。

放課後等デイサービスの利用について

お子さんが小学生以上かつ18歳以下で、発達障害という診断を受けたなら、ぜひ放課後等デイサービスの利用も検討してほしいです。

放課後等デイサービスは、療育サービスを提供する制度の1つです。また、その名称の通り、学校の放課後や夏休み、冬休み、春休みなどの長期の学校休業日に利用することができます。

そして、放課後等デイサービスでは、それぞれの子どもの特性に合った支援を受けられます。

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橋口
私たちRISE(ライズ)は、大阪府内に放課後等デイサービスの施設を展開しています!

▼放課後等デイサービスの利用について、よろしければこちらの記事も合わせてご覧ください。

まとめ

この記事では、以下のことを解説しました。

  • 「〇〇だと発達障害」というウワサには、ある程度正しいものと間違ったものがある
  • 「発達障害は親のせい」というウワサは間違いである
  • お子さんが「発達障害かも」なら、診断や療育サービスを受けるべき
  • お子さんが小学生以上かつ18歳以下なら、放課後等デイサービスの利用がオススメ

「うちの子は、もしかしたら発達障害かもしれない…」

そう考えるのは、我が子のことを思う親心によるものでしょう。

親にとっても、また同時に社会にとっても、子どもの未来は守られるべきものです。そのためには、子どものための行動が必要です。

ネット上のウワサはウワサとして、もしお子さんに発達障害の疑いがあるのなら、医師による診断を受けるのが良いでしょう。そして、必要かつ適切な支援を受けましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。